小沢一郎氏「貴重な第一歩」3選挙野党勝利評価 広島2度応援も
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は26日までに、自身のツイッターを更新し、菅政権発足後、初の国政選挙となった25日の衆参2補選と参院再選挙の3選挙で、野党候補が3戦全勝したことを高く評価した。
「全てにおいて、野党共闘候補が勝利いたしました」とした上で「権力の私物化と政治の腐敗を止める上での貴重な第一歩です。引き続き政権交代と民主主義の再生に向けて、全力で取り組んで参ります」と記し、打倒菅政権への決意を示した。
選挙のプロといわれた故田中角栄元首相の薫陶を受け、豪腕幹事長だった自民党時代から「選挙の小沢」で知られる小沢氏。現在、党で特段のポストには就いていないが、選挙対策への手腕発揮に向けた期待は、立民だけでなく野党全体に強い。
小沢氏は今回、3選挙の中で最大の与野党激戦区となった参院広島選挙区には告示直後の14日と、投開票直前の23日の2度にわたり応援に入った。連合と懇談したほか陣営を訪れてスタッフを激励し、広島で野党候補が勝つことの重要性を訴えた。次期衆院選の前哨戦であることを踏まえた行動で「選挙の小沢」ぶりを発揮し、話題になっていた。
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