陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ=2022年12月、千葉県木更津市
陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが19日、沖縄県・石垣島の新石垣空港に飛来する。離島防衛を想定した陸自と米海兵隊の大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」の一環で、沖縄への陸自オスプレイ飛来は初めて。24日に再び飛来し、負傷者の搬送訓練を行う計画。
オスプレイは事故や不具合が相次ぎ、安全性に懸念があるとして、県は防衛省に空港の使用自粛を要請していた。県などによると、19日の飛来は24日の訓練に向けた準備という。
オスプレイを巡っては2016年12月、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の機体が同県名護市沖で不時着、大破。今年8月にも、オーストラリアで米海兵隊の機体が墜落、搭乗員3人が死亡するなどトラブルが続いている。
陸自オスプレイは千葉県の木更津駐屯地に25年7月を期限に暫定配備しており、建設を進めている佐賀市の佐賀駐屯地(仮称)に移駐する。
共同訓練は沖縄以外では北海道、熊本、大分、宮崎、鹿児島各県の演習場や駐屯地で実施。
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