◉関西電力第三者委 元助役への便宜認定 金品受け取った社員75人

関西電力第三者委 元助役への便宜認定 金品受け取った社員75人

関西電力は、経営幹部らが福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題を調査している第三者委員会の調査報告を14日、発表しました。この中で、金品を受け取っていた社員の数は75人と、会社が去年秋に公表した23人より大幅に増えました。金品の総額は３億6000万円相当に上るということです。また元助役に対して、関西電力が工事を発注する前に内容や予定額を伝えたうえで約束に沿って発注するなど、特別な配慮をしてきたとして便宜を図っていたことを認定しました。弁護士４人で構成される第三者委員会は、午後２時から記者会見を開き、調査結果の詳細を説明します。

関電の金品受領問題　第三者委が最終報告で会見（2020年3月14日）

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