衆院東京15区補選
野党が結束し自民政治終わらせよう
共同街宣 田村委員長の訴え
衆院東京15区補選告示日の16日に開かれた野党共同街宣での、田村智子委員長の訴えの要旨を紹介します。
田村氏はまず、東京15区、島根1区、長崎3区の三つとも勝利して自民党政治を終わらせようと呼びかけ。東京15区では立憲民主党からの呼びかけに応えて独自候補を降ろし、「酒井なつみさんの勝利のために全力を尽くす」と決意を表明しました。
11日に酒井候補と江東市民連合が基本的な政策を確認したことが大事だと指摘。「自民党の政治を終わらせるには、市民のみなさんの緊急の要求に野党が一致結束して応える、市民と野党の共闘の力が問われている。そのことを明確に示すことが求められている」と力を込めました。
緊急要求の一つは、「金権腐敗を根っこから断ち切ったまっとうな政治」です。これに一番応えられる候補者は酒井候補だから「ビシバシと金権腐敗政治を追及する先頭に立ってきた国会議員が応援に来た」と紹介。「しんぶん赤旗」が裏金問題で果たした役割にもふれ、「金権腐敗とその根を断つ、市民と野党の共闘の中軸に据わる酒井候補を何としても勝ち抜かせてください」と力を込めました。
要求の二つ目は、自民党の経済無策を終わらせること。一握りの大企業の目先の利益優先の政治が裏金と一体だと指摘し、「裏金の原資を提供する大企業とピッタリ癒着して、そして非正規の雇用を増やした。中小企業と非正規労働者へのまともな施策が出てこない」と指摘。「酒井候補が区議時代に一番大切にしてきたのは、区民の皆さんとの対話だ」と紹介。「江東区民のこの声を国会へ届けてもらい、一緒に暮らし応援の政策に切り替えよう」と呼びかけました。
さらに田村氏は「共通政策では憲法を無視して、暮らしもダメにする軍拡を許さないと合意していただいた」として、2年間で増やされた軍事費、防衛予算2・5兆円があれば、学校給食や高校授業料無償化、大学専門学校授業料半額、入学金廃止が全部実現できると紹介。酒井候補が、がんサバイバーとして、看護師、助産師として人に寄り添う活動をしてきたことにもふれ、「軍拡でなく社会保障にお金を、の声もしっかり届けてもらおう」と呼びかけました。
田村氏は「最後にジェンダー平等です」と述べ、「選択的夫婦別姓を誰が邪魔しているか。自民党の一部勢力だ」と指摘。ジェンダー平等、LGBTQのみなさんの人権、同性婚、こういう方向に政治をぐっと動かす選挙を勝ち抜こうと呼びかけました。
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