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◆【政界地獄耳】立憲民主代表選もお粗末そう 推薦人集めに高いハードル、連合介入で薄まる野党色

2024年08月21日 11時05分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

政界地獄耳

★皆さんはご存じだろうか。自民党総裁選の日程は9月12日告示、27日投開票となったが立憲民主党も代表選挙を9月7日告示、23日投開票で行う予定だ。自民党は衆院254、参院115の計369議席を持ち、立憲は衆院98、参院38の計136議席(衆参両院の議長、副議長含む)である。ところが両党とも出馬要件は20人の推薦人を確保すること。自民党は350議席以上もあるが、今のところ11人が出馬準備を進めており、単純に推薦人だけで220人が必要だ。候補者本人、選挙管理委員の11人、単純に一般票が数少なくなり、結果、決選投票の攻防が極めて複雑になる。

★一方、立憲は推薦人20人を集めるのが大変だ。現代表・泉健太、既に出馬表明をしている前代表・枝野幸男、江田憲司や元首相・野田佳彦も出馬の構えを見せるが、こちらもそうなると一般議員票は50票程度。推薦人集めで息切れする。ことに立憲には自民党の派閥ほどの強い結束力はないものの、泉グループ(新政権研究会)、小沢グループ(一清会)、重徳グループ(直諫の会)、野田グループ(花斉会)、階グループ(自誓会)、近藤グループ(サンクチュアリ)、菅グループ(国のかたち研究会=近藤G、菅Gは事実上一体化)などに分かれる。それぞれコアメンバーはいるものの、すべてに掛け持ちしている議員もおり、実態はつかめない。20人を確保するには全体を覆う浮動票を固めなくてはならない。

★立憲中堅議員が言う。「自民党ほどの議席があるならともかく、130人程度の政党で20人単位の推薦人集め、出馬へのハードルが高すぎる。そこに党内財政規律派を支える財務省の後押しや、消費税アップを政策にする連合の介入などが続き結局は、代表選の時にはおとなしくしているが、新執行部成立後はどこが自民党と対峙(たいじ)する野党第1党なのかわからないような政策が出てくる。こんな代表選では自分たちの政党とは思えない」。こちらの代表選挙もお粗末そうだ。(K)※敬称略


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