外はモノクロの殺風景な景色。
今日は大雨で急速に雪が融け、道路のあちこちで水があふれています。
雪で覆われた鉢バラもまた姿を現しました。
春にアップしきれていなかった百合ヶ原公園のバラの写真がまだ沢山残っているので
整理してしばらく掲載していこうと思います。
真冬にきれいな花の写真を見るのはいいですね~
これを撮影した日はとても日射しが強く、汗ばむほどの天気でした。
今では信じられないくらい懐かしいです。
一部、蕾だけのバラ。またピンボケの写真も多いですがご容赦ください。
まず、ダマスクローズと言えばこの花です。
ガザンリク(Kazanlik)Unknown origin (before 1612).
別名「トリギンティペタラ」とも呼ばれ、ブルガリアのバラの谷にある街の名前です。
このバラからローズオイルやローズウォータが抽出されることで有名です。
百合ヶ原にはこの「ガザンリク」という名札と、
トリギンティペタラ(Trigintipetala)
という名札がそれぞれ別の株についています。
恐らく同じ種類のバラだと思うのですが、こちらはまだ蕾だったので今度よく比較してみようと思います。
それにしてもこのバラはガクが長くてきれいです。
そしてこちらの蕾もとっても美しいです。
グロワール・ドゥ・ギラン(Gloire de Guilan)
開花直前でした。残念また今度~
ピンク・レダ(Pink Leda)Unknown origin (before 1949).
その名の通り、レダより濃いピンク色の小さ目の可愛らしい花です。
ロゼット咲きで花びらがきれいに開いています。
昔、東京でレダを鉢栽培していましたが、蕾まではつくものの、
そこからはいつも花首が茶色く変色して蕾がポロリと取れてしまい、
殆ど花を見ることができなかったのを思い出します。
この花は特に高温多湿が嫌いなのでしょうね~
デュシェス・オブ・ポートランド(Duchess of Portland)
Damask Perpetual, Portland. before 1770, Unknown origin.
はっきりとした赤~ピンクの色に黄色い葯とのコントラストが鮮やかで
強いダマスク香があるようです。
系統はダマスク・パーぺチュアル?それともポートランドかな?
秋にこのローズヒップを見ましたが、三日月のような形で少し細長かったです。
ガザンリクも同じような形をしているのを思い出しました。
セルシアーナ(Celsiana)Unknown Dutch origin (1732)
非常にやさしい雰囲気の気品のあるバラでした~
ブラッシュ・ダマスク(Blush Damask) Unknown origin (1759)
この花もとてもきれいなピンク色をしています。
咲き始めは中心の色が濃く、咲き進んだ様子は色が薄くなって
さらに上品さが加わっているような・・・
ため息がでる美しさですね。
うつむいて咲く姿がなんとも言えず、いいですね^^