のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

百合ヶ原 ケンティフォーリア

2012-12-06 | ケンティフォリア(C)

今日はまた大荒れの天気予報となりました。
現在は嵐の前の静けさ・・・
鉛色の雲が広がっていて非常に落ち着いているところがかえって怖いです。

今日も初夏の百合ヶ原公園のバラの中からケンティフォーリア系のバラを
集めてみました。

ダマスクローズとアルバローズの交雑種といわれいて花弁数が多いことから
「キャベジ ローズ」と言われています。
香は濃厚なダマスク香で花弁数が多いのでより強く香るとか・・・

実は私はケンティフォーリアのバラが好きだというのがとってもわかった年でもあります^^

その理由はこちらのバラ~
本当はブログで紹介したくないくらい、独り占めしたいバラです。


ポンポン・ド・ブルゴーニュ(Pompon de Bourgogne, 1664年以前)

葉も花もとっても小さく可愛らしく、花色が紫!!
中心に少し白が入って華やかさが加わり、花びらがとっても可愛らしい~
非常にコンパクトサイズで鉢植えで持っていたいバラだと思いました。
非常にお気に入りになっています^^




プティ・リセット(Petite Liette)

昔持っていたバラですが、引越しの時に里子に出しました。



梶みゆきさんの「オールドローズガーデン」で紹介されていますが、
小さな花が沢山つきます。
ですが最後まで花が乱れることなく、コロコロとコンパクトで
とてもかわいい印象があります。



ボタンアイが花びらを引き締めているのですね~



大好きなバラなのでもう一度育ててみたいです。



バリエガータ(Variegata, France, Jean-Pierre Vibert, 1839)

絞りのバラです。
ブルボンのバリエガータ・ディ・ボローニャにとっても似ていると思います。



花弁が多いにも関わらず、ふわっと咲く姿にうっとりしてしまいます。
なんてやさしい色なのでしょうか。






ブランシュ・フルール(Blanche fleur, Vibert, 1835)

その名の通り、「白い花」白バラです。



咲いている花が少なくて、グリーンアイを見られなかったのが残念です。
こんなに花弁が多い白バラなんて、なんて贅沢~



トゥール・ドゥ・マラコフ(Tour de Malakoff, Lux Soupen & Nottign, 1856)

素敵な色です。
花の色は咲き進むにつれて変わっていくそうです。



蕾も素敵~
来年はもっと花をよく観察したいです。



ファンタンラトゥール(Fantin Latoue, Unknown 1900.)

今我が家で小さな実生苗が育っています。
親とはまだ違うのかな~
こんな花が自宅でたおやかに咲いていたら素晴らしいですよね。

ケンティフォーリアは花弁が多いですが、どのバラも無農薬で健康的に咲いているのは
やはり北国の湿度の低い環境があるからこそだと思います。
小さめの花はだらしがないところがなく、みんな上品で可愛らしい。
ケンティフォーリアのバラが大好きになってしまいました。



外はいつの間にか深々と雪が降り始め、雷が鳴り始めました・・・
どうかお手柔らかにお願いします。