穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

日立 世界ふしぎ発見! 「赤毛のアン誕生100年 カナダからの贈り物」

2008年08月26日 | 小説・本
先週、「世界ふしぎ発見!」で「赤毛のアン」が特集されました。
100周年記念絡みのようです。
アン姐さんも必死です。いまいち観光客を呼べてないみたい。頑張れー。

おかげでうちのブログにも「赤毛のアン」や「こんにちはアン」、「アン・シャーリー」で検索してこられる方が増えました。
まぁ「ルビーギリス」で検索される方はゼロですが。これだからルビーは…。
極めて少数の人にしか通じませんが、自己紹介するとルビーが一番のお気に入りです。後はフェイスとかリラとか。夢見る少女とか。

ミステリーハンターさん:
 「今から100年前、日本人なら誰でも知っている小説が生まれました!」

実際のところ知名度はどの程度なんでしょう。
「若草物語」とかと比べてかなり低いと思うのですが…。
極めて少数の人にしか通じませんが、自己紹介するとジョゼフィンが一番のお気に入りです。ベアではなくブルックの方。

で、「ふしぎ発見!」さんの内容ですが、映像がいっぱい見れたのはとても良かったです。
解説やナレーションが間違いだらけなのは、多分、確信犯。(誤用にあらず)
まぁテレビでやる以上、色々意識的に変更するのは当然です。(大事なのは、自分がよく知らない分野の番組を見たとき、「細かい嘘演出がいっぱいあるんだろうなー」という意識を忘れないこと)

「ふしぎ発見!」さんは一応クイズ番組。
電化製品番組と言いたい気がしないでもないですが、一応、クイズ番組です。
テーマと関係の無いクイズを無理くりひねり出すことで有名な番組ですが、今回の問題は意外と直球でした。

問1:
 「赤毛のアン第7巻に登場した日本の日用品とは?」

「アン」には結構日本の話が出てきます。
何せ「夢見る少女」ことプリシラ・グラントは宣教師と結婚して日本に移住しています。
番組中では「宣教師も日本に渡った」とだけ紹介されて、プリシラのことはガン無視でしたけれど。プ、プリシラクラスでも名前を出してもらえないのか。

ところでこれに「熊手」と答えていた回答者の方、せめてテーマが「赤毛のアン」と分かっていたのなら、1巻くらいは読んできてもいいんじゃなかろうかと思った。
1巻読んでたらこの回答はありえない。

2ステージ目は「アン」だと必ず話題に出る料理ネタから。

ミステリーお姉さん:
 「当時の料理は、とっても健康に良いものばかりなんです!」

ほほぅ。
健康に良い、と。
では試しに作ってもらいましょう。

材料:
 ルバーブ 4カップ
 小麦粉 1/4カップ+2/4カップ
 砂糖 1カップ
 ショートニング 2/3カップ
 水 適量

(画面テロップ)
 注意:
  健康のためショートニングはカナダ厚生省の指針に合ったトランス脂肪酸2%以下のものを使用

ミステリーお姉さんが…懸命に現実と油脂を見ないようにしておられる。。

当時の料理を真面目に再現すると恐ろしいことになったりします。
ダイアナの飲んだ「いちご水」なんて砂糖の塊ですよ。
ていうか、健康に良い質素な食事ばかりなら、ダイアナのように健やかに肥えたりしないですよ。

問2:
 「町の環境を守るため、ハリファックスで2000年に制定された条例で禁じられたことは?」
 「1.香水」「2.イルミネーション」「3.携帯音楽プレーヤー」

先ほど「熊手」と回答された方、「赤毛のアンの時代は自然にしたがって、暗くなったら寝て…」ということを話されてました。
いや、いたって普通に夜も出歩いてます。中世のイメージなんだろうか。
当時は既に洗濯機や冷蔵庫がある時代。意外とこの辺の歴史感覚は狂いがちですよね。

最後の特集枠はケルトネタでした。
ミステリーお姉さんは、アン・シャーリーで1時間も番組を引っ張るのは無理だと判断されたようです。
そんなにミステリーをハントするほどの場所もないですしね…。アン姐さんは一瞬で狩りつくされた。パーン!

問3:
 「ハロウィンの夜 恋占いに使われていた野菜とは?」

昔、真面目に全力でハロウィンをやってる地域に住んでました。
今思えば、ろくに知らない人の家をよく訪問できてたもんだ。
あと、ハロウィンと聞いてキティ御大の誕生日を連想する人は敵とみなすことにしてます。


とりあえず情報量としては大したことのない内容でしたが、限られた時間と視聴者層を考えれば、そこそこ良い出来でした。
これで観光客が少しでも増えると良いですね、アン姐さん。
私も旅行の予定、どうしよう…。


【回答一覧】
 「ちょうちん」
 「香水」(これ、ツアーで行く人がハマる可能性があるのでは)
 「キャベツ」

今回のパーフェクト賞はプリンスエドワード島への旅行…ではなくバンクーバーでした。
私はジェーン・アンドリュースも好きです。
そして当たり前のようにパーフェクト達成してる黒柳さんは妖怪の仲間だと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする