我らのくどまゆさん出演のお芝居を見てきました。
■はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.3「舞台 大正浪漫探偵譚」
日時:2013年07月27日(土)~08月01日(木)
場所:八幡山ワーサルシアター
出演:工藤真由(詳細は公式サイト)
【あらすじ】
時代は大正。怪盗が跋扈するそんな世相。
とある名家に犯行予告が2通届いたところから物語開始。
お家には令嬢2人と召使たち。
雇われる探偵。集まる親戚。
怪盗の目的は?莫大な財産の行方は?そしてお屋敷の秘密は…?
という前振りを聞いていたので、てっきりミステリかと思ったのですが違いました。
まぁよくよく考えたら、舞台劇でミステリは難しいです。
カメラワークで細かいところを写したりとか、細かいトリックを描写したりとかできないから。
そういったわけで、トリックや謎自体はおまけ的扱いでした。
難しい凝ったものではないというか、考えても分からない系の物。
それよりも見所は、中盤から後半にかけてのアクション。
探偵、謎を解く
⇒怪盗がやってくる
⇒肉弾戦
もはやミステリフォーマットではないです。ニチアサです。
探偵さんがベルトで変身してないのが、逆に違和感なくらい。
あの人、刃物で数回切られてましたよ…。
最後は「謎の黒幕」が客席から登場して、やっぱりラストバトル。
見た目インテリ系だろうとなんだろうと関係ありません。
戦え!最後に物を言うのは力だ!
そして最後。
一旦の幕の後、演者の皆さま全員が登場。
終わりの挨拶かと思いきや、一斉に踊り出しました。
エンディングはダンス!
間違ってるけど、間違ってない!
といったわけで、大変に楽しめました。
ニチアサクラスタなら、全編大喜びできるはず。
特に最後のダンスの破壊力は絶妙。
【くどまゆさん】
言うまでもなく、工藤真由さん目当てで観に行きました。
客寄せでもコネでもなんでもいいので、是非こういった機会を今後も作ってください。
次回もまた参加しよう。(ちなみに次回はくどまゆ主演で10月に開催予定。行こう)
くどまゆさんの役は、怪盗に狙われる名家の長女役。
一応メインヒロインにあたりますが、ストーリー的には最も蚊帳の外という愉快な役です。
ええ、優秀な子だとは思うんですよ。
最後、名家の秘密を、(数々の衝撃事実が起こったにも関わらず)たった一夜で読破するとか、並大抵な能力じゃないですし…。
ただちょっと周囲に疎いだけで。
時代が大正なので、衣装もそんな感じ。
公演時間の約2時間、合法的に、くどまゆさんの大正学生コスプレを観察し続けることができます。
素晴らしい。
お芝居中、胸元で手を握ってるポーズがやたら多く、見ていてもぞもぞします。なにあの可愛い生き物。
気のせいかと思ってたけど、ラストのダンスシーンでもやってたあたり、意識してやってたのかしら。
(ダンスの開始直前、各出演者が決めポーズ的なものをとるシーンがある)
出番そのものは少ないのですが、ファン的には大満足でした。
【お土産】
物販は色々と準備されていました。
失礼ながら、私自身はくどまゆ脳なので、そちら方面にばかり注目していましたけれど。
とりあえず色紙とかプロマイドとか。えらく充実してた気がする。
配布されたパンフレットに「サイン色紙は、ご指名あればその場で作ります」と書かれていたのが面白かった。
手作り感が良いです。
ただの書き物が、金銭価値を帯びる瞬間。
【感想】
芝居を見たのは久々でしたが、思っていた以上に楽しめました。
箱は100名ほど。私の行った回は、ほぼ満席。
くどまゆ云々を抜きにしても、行って良かったと思う。
あまり語れるほどの知識はないですが、舞台劇には、ライブとはまた違った楽しさがありますね。
確実にソコに人がいて演技をしているけれど、原則、こちらを認識しないまま、お芝居は進む。
かといって映画のように、完全に別世界というのでもない。
映画やアニメでは、カットに映っていない世界は、存在しないのと同じ。
特にカメラワークによって強調したい点をフォーカスできるので、それ以外はそぎ落とされがちです。
でも芝居だと、観客の注目しているポイント以外でも、物語は展開しています。
直接台詞を喋っている役者さんも大変だけど、同じタイミングで台詞なしで舞台上にいる役者さんの演技もなかなかに見所。
ただボーーーっと立ってるのではなく、ちゃんと存在して、細かい演技をしてるんですよ。この辺、芝居ならではの楽しみだと思う。
舞台劇と言うと、学園祭の演劇のノリや、もしくは高尚な名作だったり、意識高い系だったりを連想する人もいるかもしれませんが、要するにエンターテイメントです。
表現方法の長所や制約を考えると、かなりアニメ的な方によるんですよね。
「自然なお芝居」よりも「芝居がかった芝居」に向かうというか。
ニチアサ耐性が高い人には、むしろストライクな気がするので、お勧めしたい。
【蛇足】
ラスボスが客席から登場…というのは、事前に示唆されていましたし、演出としてはむしろ定番。
それでもやっぱり血は沸きますね。
思ったのですが、あれ「客席から黒幕一人登場」ではなく、「客席から50人ばかし一斉に登場」だったら、凄まじくインパクトあった気がする。
その公演で空席になってるところを、人手を総動員して役者で埋める感じで。
探偵さん:
「この大きな窓(注:ステージ上から見た客席)から黒幕はこちらを見ています」
「さあ出てきてください」
一斉に立ち上がる50人ほどの観客。そして舞台に殺到して殺陣。熱い。
チケットが売れなければ売れないほど、探偵さんが地獄を見る構図。
よし、チケット買おう。
■はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.3「舞台 大正浪漫探偵譚」
日時:2013年07月27日(土)~08月01日(木)
場所:八幡山ワーサルシアター
出演:工藤真由(詳細は公式サイト)
【あらすじ】
時代は大正。怪盗が跋扈するそんな世相。
とある名家に犯行予告が2通届いたところから物語開始。
お家には令嬢2人と召使たち。
雇われる探偵。集まる親戚。
怪盗の目的は?莫大な財産の行方は?そしてお屋敷の秘密は…?
という前振りを聞いていたので、てっきりミステリかと思ったのですが違いました。
まぁよくよく考えたら、舞台劇でミステリは難しいです。
カメラワークで細かいところを写したりとか、細かいトリックを描写したりとかできないから。
そういったわけで、トリックや謎自体はおまけ的扱いでした。
難しい凝ったものではないというか、考えても分からない系の物。
それよりも見所は、中盤から後半にかけてのアクション。
探偵、謎を解く
⇒怪盗がやってくる
⇒肉弾戦
もはやミステリフォーマットではないです。ニチアサです。
探偵さんがベルトで変身してないのが、逆に違和感なくらい。
あの人、刃物で数回切られてましたよ…。
最後は「謎の黒幕」が客席から登場して、やっぱりラストバトル。
見た目インテリ系だろうとなんだろうと関係ありません。
戦え!最後に物を言うのは力だ!
そして最後。
一旦の幕の後、演者の皆さま全員が登場。
終わりの挨拶かと思いきや、一斉に踊り出しました。
エンディングはダンス!
間違ってるけど、間違ってない!
といったわけで、大変に楽しめました。
ニチアサクラスタなら、全編大喜びできるはず。
特に最後のダンスの破壊力は絶妙。
【くどまゆさん】
言うまでもなく、工藤真由さん目当てで観に行きました。
客寄せでもコネでもなんでもいいので、是非こういった機会を今後も作ってください。
次回もまた参加しよう。(ちなみに次回はくどまゆ主演で10月に開催予定。行こう)
くどまゆさんの役は、怪盗に狙われる名家の長女役。
一応メインヒロインにあたりますが、ストーリー的には最も蚊帳の外という愉快な役です。
ええ、優秀な子だとは思うんですよ。
最後、名家の秘密を、(数々の衝撃事実が起こったにも関わらず)たった一夜で読破するとか、並大抵な能力じゃないですし…。
ただちょっと周囲に疎いだけで。
時代が大正なので、衣装もそんな感じ。
公演時間の約2時間、合法的に、くどまゆさんの大正学生コスプレを観察し続けることができます。
素晴らしい。
お芝居中、胸元で手を握ってるポーズがやたら多く、見ていてもぞもぞします。なにあの可愛い生き物。
気のせいかと思ってたけど、ラストのダンスシーンでもやってたあたり、意識してやってたのかしら。
(ダンスの開始直前、各出演者が決めポーズ的なものをとるシーンがある)
出番そのものは少ないのですが、ファン的には大満足でした。
【お土産】
物販は色々と準備されていました。
失礼ながら、私自身はくどまゆ脳なので、そちら方面にばかり注目していましたけれど。
とりあえず色紙とかプロマイドとか。えらく充実してた気がする。
配布されたパンフレットに「サイン色紙は、ご指名あればその場で作ります」と書かれていたのが面白かった。
手作り感が良いです。
ただの書き物が、金銭価値を帯びる瞬間。
【感想】
芝居を見たのは久々でしたが、思っていた以上に楽しめました。
箱は100名ほど。私の行った回は、ほぼ満席。
くどまゆ云々を抜きにしても、行って良かったと思う。
あまり語れるほどの知識はないですが、舞台劇には、ライブとはまた違った楽しさがありますね。
確実にソコに人がいて演技をしているけれど、原則、こちらを認識しないまま、お芝居は進む。
かといって映画のように、完全に別世界というのでもない。
映画やアニメでは、カットに映っていない世界は、存在しないのと同じ。
特にカメラワークによって強調したい点をフォーカスできるので、それ以外はそぎ落とされがちです。
でも芝居だと、観客の注目しているポイント以外でも、物語は展開しています。
直接台詞を喋っている役者さんも大変だけど、同じタイミングで台詞なしで舞台上にいる役者さんの演技もなかなかに見所。
ただボーーーっと立ってるのではなく、ちゃんと存在して、細かい演技をしてるんですよ。この辺、芝居ならではの楽しみだと思う。
舞台劇と言うと、学園祭の演劇のノリや、もしくは高尚な名作だったり、意識高い系だったりを連想する人もいるかもしれませんが、要するにエンターテイメントです。
表現方法の長所や制約を考えると、かなりアニメ的な方によるんですよね。
「自然なお芝居」よりも「芝居がかった芝居」に向かうというか。
ニチアサ耐性が高い人には、むしろストライクな気がするので、お勧めしたい。
【蛇足】
ラスボスが客席から登場…というのは、事前に示唆されていましたし、演出としてはむしろ定番。
それでもやっぱり血は沸きますね。
思ったのですが、あれ「客席から黒幕一人登場」ではなく、「客席から50人ばかし一斉に登場」だったら、凄まじくインパクトあった気がする。
その公演で空席になってるところを、人手を総動員して役者で埋める感じで。
探偵さん:
「この大きな窓(注:ステージ上から見た客席)から黒幕はこちらを見ています」
「さあ出てきてください」
一斉に立ち上がる50人ほどの観客。そして舞台に殺到して殺陣。熱い。
チケットが売れなければ売れないほど、探偵さんが地獄を見る構図。
よし、チケット買おう。