穴にハマったアリスたち

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ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

2013年07月23日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今夏のプリキュアさん】

恒例となったスタンプラリーさん。
油断してたらローソンさんで始まってた。

…同じく恒例の西武線スタンプラリーは、今年もちゃんと開催されるのかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

またバリアが割られました。
美翔さんの事ではありません。四葉さんのことです。
今日もまた、役に立たなかったのです。

放送直後こそ、最優秀チームともてはやされたドキドキさんですが、メッキがぼろりぼろりと。
気がつけばシリーズ最貧弱の声も聞こえてきます。
既に追加玩具も支給されてるのに、この有様では先が思いやられる。

そしてそのことは、他ならぬ四葉さん自身が自覚していました。
このままでは皆を守れない。
元々、相田さんたちを守るために修羅の道に入った四葉さん、改めて決意を新たにし修行に打ち込みます。

ちなみにいつもお説教してくれるエースさんは、今回は特に助言なし。
まぁ今までのも、意味深なことを言って後付けでそれっぽく見せてただけな気がしますしね。
四葉さんにはそういうの、通用しないと思ったんでしょう。



それを影からそっと見守る執事・セバスチャン。
これまで表立って戦ってはきませんでしたが。
敬愛する主君を守るため、密かに開発していた人工コミューンに手を伸ばす。



ついに地球も国防兵器・プリキュアを手に入れた。
先行する他国と比べると貧弱そのものですが、まずは偉大な一歩を踏み出しました。
ここからどんどん軍事競争が進むと、「コスプレさせるなら可愛い女の子がいい」との結論にいたり、あーいう形状になるんだろうな…。

実戦投入を目指し、綿密に準備を進めるセバスでしたが…。
ふとした弾みに、人工コミューンは敵幹部の手に渡ってしまいました。
喜ぶ幹部さん。これで私もプリキュアになれる…!



みんながなりたい、私もなりたい。それがプリキュア。
そんな貴女のお名前は?

マダムさん:
 「………。」



マダムさん:
 「そうそう、あんな感じで」
 「みなぎる美しさ・キューティーマダム!」

脳裏に浮かぶは、みなぎる愛。
やっぱり敵さん的にも憧れるものがあったのか…。
相田さんの名乗りは無茶苦茶に可愛いですしね。みなぎる!

名乗り終了後、そのまんまプリキュアさんに攻撃をしかけてくるかと思いきや。
何故かジコチューの方に攻撃開始。
これは一体、何が起こっ…



ハートさん:
 「みんな、行くよ!」
 「プリキュア・ラブリーフォースアロー!」

一瞬の躊躇もなく、隙ができたジコチューを射撃しやがった…。
ハートさん怖い。勇ましいBGMも怖い。。
こんな不可解な展開だというのに、対応力が高すぎる。

現れたるマダムさんは、その後も人助けを連発します。
ジコチューと悪は同義ではない。人助けをしたければ、当然する。だってジコチューなのだから。
もっとも、実際は自作自演なので宜しくないのですが、相田さん視点では分からない。

とはいえ放置するわけにもいきません。
特に、責任を感じてる執事さんは、単身生身で突撃してみます。
敵の居場所は四葉グループの探索能力でばっちり。つけてて良かったGPS機能。



何から何までおかしい構図。

だけど当然通用するわけもなく。
そこに駆け付けた四葉さん、事の背景を知ると同時に、しみじみ思う。
思い返せば今日まで、セバスにはずっと守られてきた。

そのあくる日。
ヒーローショーに乱入していたマダムさんのところに、四葉さんが乗り込む。
そして「自分のための力だ」と宣言するマダムさんに、堂々と啖呵を切った。

四葉さん:
 「であるならば!」
 「私は鬼にでも悪魔にでもなりますわ」
 「子供たち。そして愛する執事のために!」

誰かを守ろうと頑張ってきたけど、同時に私も守られてきた。
一方通行で守ろうとするんじゃない。双方向で関係性がある。
思えば「ふたり」の時代からそうでした。どちらかが一方的に守ってるわけじゃない。
美翔さんだって日向さんにべったりに見えても、あれはあれで役立ってたんです。
必殺技を撃つためのアイテムとして。

マダムさんはその点が違いました。
ジコチューとプリキュアさんの境界線。
彼女は守りたいだけで、守られてる側の要求や欲求は関係ない。



エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「ひとつ、愛することは守り合う事!」
 「いかなる時も守り合い、愛を貫きなさい!」

なるほど。だからプリキュアさんは若い娘さんがやってるのか。「守りたい」と思いますよね。あれ。
冷静に考えると、えげつない兵器だな…。
国民の「あのプリキュアさんを守りたい!」という感情を破壊力に変換してるのか。。

「ヒーローになる」ことを目指したマダムさんが結果的に否定され。
「鬼や悪魔になる」と宣言したプリキュアさんが肯定される。
とりあえずプリキュア=悪魔であることは分かりました。やっぱり、ね。。



こうして四葉さんも覚醒なされました。
まぁ拘束されてる状態のマーモさんに、リフレクションを直撃させても変身解除が精一杯とか、その程度の覚醒ではありますが。
人工コミューンによる変身効果が物凄かっただけだと思いたい。

そして残るは菱川さん一人のみ。
四葉さんは戦力に劣ることを気にされてたけど、菱川さんはちゃんとご自覚なさってるのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


どうでもよいことですが、執事=セバスチャンの知名度に対し、メイド=メアリーアンはいまいち影が薄い気がする。「若草物語」にも出てくる由緒あるネタなのに。

【来週の蛙】



敵少年を拾ってくるようです。相田さんが構ってあげないから、グレた。

「川辺で少年幹部と逢瀬」というと、否が応でも雪城さんを連想します。
(余談。恋愛御法度のように言われるプリキュアさんですが、美墨さんは彼氏いたし、割とそうでもないような)

しばらく「ハートキャッチ」的話が続くのかと思っていましたが、今回は「スマイル」さんっぽかった。
(メルヘンに守られ、メルヘンを守るとか。影で平和を守ってくれてた警察官さんとか)
来週は「初代」風なんだろうか。次回までに見返しておこうかしら。

【今年のプリキュアさん】

「ドキドキ」さんは、歴代シリーズを「ディケイド」よろしく取り込んでる印象を持ってましたが、娘さん毎にも役割分担があるのかなと思ってみた。

仮説
 相田さん:フレッシュ、ハートキャッチ
 菱川さん:初代、MH、SS
 四葉さん:スイート、スマイル
 まこぴー:5、GoGo

ちょっと強引で無理がある気もする。今後の展開に期待。

【今週の5人目】



色変わりで能力が変わるとは器用な…。
モードチェンジできるのは花鳥風月だけ!でおなじみだったのに、牙城をくずされるところでした。
まだ大丈夫。エースさんは単に多芸なだけだ。

どこかで、女児様は「守られてるタイプの女児キャラ」があんまり好きじゃないと見た覚えがあります。
子供扱いされる現実を見せつけられてゲンナリするか、もしくは嫉妬するからだとか。
そんなわけで、アコさんにしろエースさんにしろ、むしろ精神年齢高めになるのだと思う。



ところでエースさんの変身シーン、冒頭のところが好き。
変身台詞の後、じりじりと後退してくところ。
その後でかくならなければいいのに。女児様的には、でかくなるのはカタルシスなんだろうか。

【今週のまこぴー】



ジコチュー:
 「王女様はいらっしゃいませんか~?」

なんたる屈辱。物真似られた…!
先週、懸命のフォローが行われた剣崎さんの活動が、またこうして笑い物に。

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