穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

2013年07月01日 | ドキドキ!プリキュア感想
「『ドキドキ』では季節ネタをやってる余裕がない」と聞きましたが、確かに無理そうだと、ここ数週見て納得中。

■ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

王女様の奪還と、王女様の強奪に成功しました。
でもそこで一息ついたりしない。
無事を確認するのもそこそこに、まこぴーは即座に言う。
どうにかして王女様を助け出さないと!
彼女の王女愛の深さが伝わってきます。

王女様を目覚めさせるものといえば王子のキス。
ということで、岡田さんが頑張ることになりました。
夢原さんという前例もありますし、勝算はありそう。



お子様は見てはいけません。気品ある四葉さんも見てはいけません。
逆説的に、残りの3人は薄汚れたということですね。
特に相田さん…。剣崎さんなんて、純然たる忠誠心で固唾を飲んでるのに、相田さんときたら…。

しかし接吻作戦も失敗に終わりました。相田さん、薄汚れ損。
しょうがないので、とりあえず岡田さんと王女様は共に身を隠すことに。
潜伏場所は秘密です。賢明だ。大事な情報は、一介のプリキュアには伏せておく方がいい。

残る問題は奪取してきたレジーナ様。
とりあえずどうにもならないので、とりあえず実家に連れ込むことにしました。
快く受け入れてくれる相田家が優しいです。多分、前にも似たことがあったんだ。

翌日(?)、レジーナ様を連れて、相田さんらは海にピクニックへ。
まぁまだ6月ですしね…。
えぇ言うまでもなく水着になんてならないですよ。寒いですからね。えぇ…。

そこにジコチューさんがやってくる。
レジーナ様を取り戻しに。
ついでに、アン王女の所在を探りに。

剣崎さん:
 「あなたたちなんかに教えるものですか!」

おぉ。かつて日向さんがダークフォールを破ったときの再現…!
「太陽の泉」の場所を聞かれた日向さんは、実際は「知らない」のに「教えない」と言い続けました。
このせいでダークフォールは「聞きださないといけない」と思い込み、様々な決定的局面を逃したんですよね。
(例えば拉致した精霊の息の根を止めず、拷問に時間をかけてしまったとか)
日向さんがプリキュア随一の智将と呼ばれる由縁です。

ジコチューさんらもまんまとハマり、居所を知らない相手に戦闘を挑むことに。
しかし不毛と思われた戦いは、レジーナ様の反転により急展開。
なんか知らんがキングジコチュー様の影響を受け、レジーナ様が裏切りました。いや表返ったというべきか。
もちろん相田さんらは説得を試みます。あたしたちはもう友だちだから云々。
だけどレジーナ様は愛らしく微笑まれた。



レジーナ様:
 「残念!」
 「もうその手には乗りませーーん」

今まで数多の敵幹部を苦しめてきた説得作戦、失敗す。

故国を裏切って相田邸にもぐりこんだレジーナ様でしたが、温かさを感じると同時に胸の痛みも感じておられました。多分、毒を盛られた。
深海魚を陸地に連れてきて「太陽気持ちいいよね!」とかやったら、干上がってしまうんです。
根本から性質の違う生き物に、相手の立場無視して快楽を教えても、行きつく先は破滅なのです。



レジーナ様からしてみれば、確かに「愛」は心地よい。
だけど大好きなお父様からは、その分どんどん離れて行く。
結局のところ、どんだけ相田邸で楽しく過ごしても、他人であることは変わらない。
ジコチューである彼女が、自身がジコチューであると実感したのが、むしろジコチューとは程遠い理由なのが切ない。
言葉通りにジコチューなら「パパのことなんてどうでもいいし、この家族に取り入ろう」と思うところなのに…。

そんなこんなで敵対したレジーナ様。さてどうしたものか。

剣崎さん:
 「ラブリーフォースアローなら」
 「悪い心を浄化できるかもしれない」

発想が実にプリキュア的です。
常人では、必殺技をブチ込もうなんて、理屈では分かってても出来ません。
少なくとも雪城先輩や夢原さんが同じことを言ってきたら、「え…、あ、はい。い、いえ!異議はないです!」と呻くことしかできません。
仕方がない。マーブルスクリューを撃ちこむか…。
さようなら、レジーナ様。。

相田さん:
 「あたし、やっぱりできない」

っ!?思いとどまった!!
あぉぅ、なんてまともな子だ…。
今まで、凍結させて動けない敵に主砲をガンガン打ちこんでた娘とは思えません。
まぁなまじ理論派の子ですからね。。
逆に、ここで笑顔で大砲を撃ちこめないのは弱さなのかもしれない。プリキュアさん怖い。

さりとて、こちらが攻撃を中止したからと言って、レジーナ様が何か変わるわけでもなく。
戦闘は続行されますが、そこに唐突に何かがやってきた。
妙なBGMと、妙なケバさを引き連れてやってきた。



???:
 「愛の切り札・キュアエース!!」

正体が誰かよりも、実年齢の方が気になる中、次回に続く。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


なんかBGMが愉快な回だった。そして同時に、大変に美翔さんの香りのする回でもありました。

前にも書きましたが、「ドキドキ」さんは「ディケイド」的に歴代シリーズの集大成をやってる気がします。
ここしばらく「GOGO」の香りを感じてましたし。
今回はレジーナ様と霧生姉妹はイメージが被るし、わざわざ海(SS的には太陽の泉)に来ているのも出来過ぎです。

その流れでいえば、レジーナ様が復帰するときのキーワードは「いつだってやり直せる」(桃園理論)でしょうか。

【今週のドキドキ】



砂浜なのに厚着の集団。珍妙な敵どもです。



砂浜なのにコスプレの集団。珍妙なのはむしろこっちだった。

【来週の5人目】

どう見ても、見た目も王女様ですが、次回予告には謎の娘さんが。
あの子はミスリードで、ただのゲストキャラとか、王女様付きの謎生物の変化体とかなのかしら。
個人的には、王女様は甲冑姿の方が素敵でしたので、あの謎娘が正体であってほしい。

【来週の5人目その2】

「口紅つけてるせいでケバく見える」と巷で大話題のエースさん。
本来、口紅は魅力的に見えるからつけてるはずなのに、えらい言われようです。
なんでしょうねこれ。コスプレは歓迎されるのに、化粧は拒絶されるこの世の中。

【今夏のスマイルさん】

意地でも水着にならないことで有名なプリキュアさん達。
その掟を勇敢に破った娘さんもいらっしゃいましたが、その後に行われた報復人事ことmktn現象の恐怖は、深く深く心に刻まれています。
おかげで海に遊びに行っても、虚しく砂浜から海水を見つめるばかり。
うん、入っちゃダメだよ。
どうしても泳ぎたいなら、ウェットスーツでね。



そしてそんな鬱憤を晴らすように、退役した後は元気に泳ぎ回るのです。
妙な規制から解放された後の、スマイルさん達のこのスマイル…!
夏バイト回でも泳げなかったストレスを、今こそ発散するとき。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする