穴にハマったアリスたち

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ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

2013年07月14日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のTEUCHI】

TEUCHIライブに行ってきました。
SSから早7年。それでも続くSSに感謝。

…歌手全員集合なイベントは何回か実現しましたし、同じように声優さん集合のライブとか、公式でやってくれないかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

前回。相田さんに騙されていたことを知ったレジーナ様は大憤激。
その力は凄まじく、プリキュア4人を完全に圧倒します。
相田さんも罪の意識からでしょうか。動きに精彩がありません。

だけどそこに謎のオバさんが乱入してきました。
そして理不尽極まりない勢いでレジーナ様を攻撃。ひ、酷い。
何にも悪くないレジーナ様に暴虐の限りが尽くされる…!



嗚呼、見ていられない…。
愛の御旗のもとに、一方的な虐砕が延々続く。何なのあいつ。見ているだけで胸がムカムカする…!
頑張って抵抗してるレジーナ様がいじらしいです。
攻撃をびしっと当ててるのに、平然としてるエースさんが憎い。
もう逃げて、レジーナ様。。



レジーナ様:
 「プリキュア…」
 「絶対許さない…!」

幸いにして三幹部の皆さまが割って入って、どうにかこうにか脱出はなされました。
エースさん、容赦なく追撃をかけそうにも見えましたが、そこでくるりと反転。
座り込む相田さんの方を振り返ると、つかつかと近づいてきた。や、やばい!相田さんがやられる…!

エースさん:
 「落ち込んでいる暇はないはずです」
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「プリキュアたるもの、いつも前を向いて歩き続けること!」

全くもって意味不明です。
確かにプリキュアになるとは言った。しかしそのような玉砕訓示は聞いてない。
思わず美翔さん達の方を振り返りますが、悲しく首を振って目をそらすばかり。
え…。まさか、本当にそんな契約条項、あるの…?
ああ、だからあの先輩キュアら、いつまでも過酷な肉体労働から解放されないのか。。

近付いてきたエースさん、絶望に慄く相田さんからラビーズを回収。
首を狩られるとばかり思ってただけに、これはびっくり。
どうやら資格なしと判断し、解放してもらえるようです。助かった。さようなら修羅の世界。

しかし責任感の強い相田さんは、悩むことしきり。
目を閉じれば思い浮かぶ、レジーナ様との思い出の日々。
エースさんの登場により、戦況は有利になったはずなのに、ちっともそんな気がしてこない。

そんな後日、我らのまこぴー達は相田さんのお家のフリマを手伝ってあげていました。
何やってんでしょうね、この国民的アイドル様は。
王女様探しの任務を達成したのに、すぐにハブられて隔離され、微妙にやることないらしい。



そこに新敵幹部登場。この手のタイプは最近見なかった。
そしてすかさず、まこぴーのファン2人をジコチュー化。
ああまたプリキュアさんのせいで、ジコチューが生まれてしまった。それも2人も。

同時刻。相田さんは謎の小学生に説教されていました。



???:
 「いつまで背中を丸めているつもり?」
 「そんなことでは」
 「いずれあなたの一番大切なものを失う事になってよ」

いきなり何を言うんだろうかこの子は。
面食らってると、不意に携帯が鳴りました。
便利な世の中になった。ちょっと前までは走って伝えることしかできなかったのに。



まこぴー:
 『スパークルソードが効かない!?』

聞こえてきたのは、交戦中の剣崎さんたちの悲鳴。
凄い台詞です。たった一言で映像もないのに、置かれている状況がリアルに目に浮かびます。
もはや他に説明は不要。一言で必要な全てが網羅されている。
これはまこぴーの名セリフとして、末長く語り継ぐべき。何この破壊力。

このあまりの名セリフに、相田さんの中で何かがはじけた。

相田さん:
 「あたし、大事なことが見えなくなっていたんですね」
 「でも何が一番とかじゃなくて」
 「あたしは皆の笑顔を守りたい」
 「全部、守って見せる…!」

そう叫ぶと全力でダッシュ。ま、待って、何を悟ったの相田さん…!
無茶苦茶すぎて、どう判断すればよいのか分かりません。
生徒会長の優秀さに、私の脳がついていけない。

きっかけとなった謎少女からの言葉は「一番大切なものも失う」です。
ところが相田さんは「でも一番とかじゃない」と、反論してしまってる。
それでも特にわだかまりなく双方納得してるという事は、謎少女は試す意味で言っただけなんでしょうか。
それとも「特定の何かが一番なのではなく、皆の笑顔を守ることが一番だ」とかそういうことが言いたかったのであって、反論はしていない?
わ、分からない。何がどうつながったの相田さん。

相田さんの回答自体も、良いことなのか悪いことなのか、いまいち釈然としません。
悩んでいた相田さんは、周囲が全く見えなくなってた。
誰かを一番に考えて拘ると、それ以外の周囲は見えなくなる…?だから特定個人ではなく、「笑顔」という抽象的なものを重視した?
ただレジーナ様は、まさしく自分への愛を求めておられるわけで。
相田さんのいたった「何が一番かではない」を聞いたら、レジーナ様はきっと激しく落ち込まれる。

ふと思いましたが、この自己愛と他者愛の関係性は、フローラ様とエターナル館長と同じなんでしょうか。
最終的にあのお二人は、凄惨な殲滅戦に突入してしまいました。
相田さんはどうなされるおつもりなんだろう…。



何はともあれ、未変身状態で突撃した相田さんは、生身のままで大活躍。
プリキュアに変身するから強いんじゃない。強いからプリキュアに変身できるんだ。
泥まみれでコスプレしてる3人が、羞恥で倒れないことを祈ろう。

というわけで、やってきた謎小学生ことエースさんにも認められ、再度ハートさんとして復帰されました。
ここで逃げることができていれば、この先、悲惨な戦いをしなくても済んだのに…。
本格的に「幸福の王子」的破滅に一歩近づいてしまった気がする。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回。まこぴーがアイドルを辞めるそうです。
王女様は見つかりましたし、続ける理由がありません。
というか、王女探しには何の役にも立たなかったどころか、ファンがジコチュー化すること数度。
大失態と呼ぶのも憚れるほどの失敗ぶりです。
本当に大丈夫かしら、まこぴー。もうトランプ王国に、籍はないんじゃないかな…。

【今年のプリキュアさん】

相田さんを復活させたのが、仲良しの3人ではなく、降ってわいた第三者というのが上手いと思った。
「外からの助け」は重要です。
あの4人、何気に局所最適に陥ってる気がする。

今回の状況は、月光さんや陽光さん視点で見た「ハートキャッチ」なのかなとも思った。
月光さんを救ったのはもも姉ではないし、陽光さんも兄や家族ではなく、よく事情を知らない通りすがりの花咲さんだった。
個人的に、「ドキドキ」さんはディケイドよろしく各シリーズの要素を組み合わせてると思い込んでるのですけど、しばらく「ハートキャッチ」編に入るんじゃないかと予想。

【今年のプリキュアさん2】

既に半分近くが終わってるのに、どういう方向に着地する気なのか、さっぱり分かりません。

今回の相田さんの回答は「全部守る」。
ですが秋の映画はウェディングモード。
世間一般的には、特定個人とのつながりを象徴するアイテムです。
どうなってるんだ。

「フレッシュ」(世代や家族)+「5」(表面的には離れていても孤独ではない)の組み合わせとか?
「結婚によって特定の誰かを選んだからといって、世間から隔絶するわけではない」を通じて、「一人(や自分)を助けるか、個を犠牲にして全員を助けるか」問題に回答するとか。
考えれば考えるほど、よく分からなくなってきた。

【今年の人魚さん】



やっぱりスターアイズミラーは正しかったんですよ!ちょっと時代を先取りしすぎただけで!

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