穴にハマったアリスたち

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ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

2013年07月15日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年の夏】

今年もイベント盛りだくさん。

ドキドキ!プリキュア ラブリーカーニバル

宣伝テロップより:
 「キラキラロードをぬけると」
 「そこはラブリーでキュンキュンなアトラクションが盛りだくさん!」
 「ドキドキ!ワクワク!楽しんじゃおう!」

横文字まみれで、何のことやらいまいち分かりませんが楽しそうです。
キラキラロードって、乙女ロード的な奴でしょうか。場所的に。
例年以上に熱いイベントになりそうです。

はっぴぃはっぴぃどりーみんぐvol.3「大正浪漫探偵譚」

くどまゆさんご出演。開催期間は7月27日から8月1日まで。
行こう行こうと思いつつ、まだチケットを買えてません。
問題は、どの日に行くかだ…。

林ももこ LIVE CIRCUIT 2013 ~TO YOUR TOWN~

池田彩さん&林ももこさんのツーマンライブ。
開催は10月ですが、チケットは既に販売中。
先ほど教えてもらって、先ほど買ったら、驚くほど若い番号でした。もったいない。

…先日のTEUCHIも楽しかったし(まだ感想を書けてませんが)、イベントが続いて大変にハッピー。

■ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

人気絶頂のまこぴーさん、ここのところ落ち込みがち。

まこぴー:
 「私、唄ってていいのかな」
 「王女様を探すために唄ってきたけど」
 「結局、私の歌は何の役にも立たなかったわ」

気が付いてはいけないことに、がっつり気が付いてしまった。
まぁこれだけ厳しい状況に置かれたら、余程のタフガイでもなければ空気に耐えかねて気が付きます。
思いっきり役立たずでした。
王女様を守れなかったどころか、呑気に唄ってただけ。
嗚呼そういえば、見つかった王女様の護衛の任も解かれてますね。体よく厄介払いか…。

お付きの謎生物も、おろおろしながらフォローします。
だ、大丈夫!王女様はともかく、ファンの人は喜んでたよ!
全然フォローになってません。

しかもそこに、新登場の新人さんが追い打ちをかける。
桃ゼリーを頬張りながら、血も涙もなく追い打ちをかける。
もしゃもしゃもしゃもごもごもご、ごっくん!



エースさん:
 (セバスチャンは優秀なプロなのに)
 「それに比べて、貴女はプロですの?」

まさか桃を絶賛してたと思ったら、いきなりこっちに向かって弾を撃ってくるとか…。
ただでさえ落ち込んで静かにしてたのに、エースさんは容赦なく心をえぐってきました。
で、でもですね!剣崎さんは人気あるし、プリキュアとしても頑張っ…

エースさん:
 「プリキュアとしても半人前ですわ」
 「全てが中途半端なのです」

正論すぎます。
誰のせいでトランプ王国が滅んだんでしたっけね?
王女様を見つけたのは誰?今、王女様を護衛してるのは?
ぐさりぐさりと剣崎さんの胸に刃が突き刺さる。
唄ってる場合じゃ、なかった。

そこでアイドルは止めにして、プリキュア業に専念することにしました。
正しいですね…。
むしろ、まだプリキュアをやらせてもらってるだけ、感謝すべきところ。
これからは謙虚に生きよう。
おかわりは遠慮し、お風呂は一番最後に。言われなくても掃除をして、積極的にゴミ出ししよう。

ぐったりする剣崎さんを見て、彼女の大ファンたる相田さんは懸命に歌手存続を訴えます。
唄って!お歌を唄って!
だけど剣崎さんはスルー。あの手のこの手の説得に屈さず、謎赤ん坊を虐待する相田さんの歌声すらも放置。
まぁ剣崎さんからしたら、素性の知れない赤ん坊ですし。
せめてこの赤ん坊が、王女様と関連したものだったらまだマシだったのに、本当にただの謎の生き物だし…。

そうこうする内にやってきた、彼女のコンサート日。
剣崎さんはステージを放棄して逃げました。
唄ってる暇があったら、体鍛えた方がいいです。

当然ながらコンサート会場は大混乱。
その影響で、通りすがりの記者さんがジコチューになってしまいました。
また…。まこぴーのせいで、またジコチューの犠牲者が…。
もうホント、歌手とか辞めてじっとしててくれないですかね、あの子は。

一方その頃の剣崎さん。
自分のせいでジコチューが暴れてるというのに、謎赤ちゃんを通じて王女様と交信していました。
おぉ…。ていうかこの赤ん坊、ちゃんとやればできるじゃないか。
どうしてもっと早く…。
教えてくれてれば、まこぴーもここまで追い込まれなかったのに。。



王女様:
 「キュアソード、私のためにそちらの世界でも唄っていてくれましたね」

何やら感謝の言葉が続きます。
本心でしょうか…。どう考えてもフォローで言ってるとしか。
なんてことでしょうね。守るべき上司に、気まで使わせて。。

だけど王女様は優しく続けます。
曰く、水晶付けでやることなくて発狂しそうな時、まこぴーのお歌が励みになったそうです。
なるほど。確かにそれは説得力があります。
そうすると、他の剣崎さんの声も聞こえたりしてたんでしょうか。
スパークルソードが効かない!?とか。

王女様:
 「これからは自分のために唄ってください」
 「昔のように楽しみながら」

お許しが出た。
そういえば王女様は多趣味な方でしたし、両立は許してくれそうです。
だからといって過去の失敗が帳消しになるものでもないですが、まぁそれはそれ。

戦線にかけつけた彼女は言う。

ジコチューさん:
 「プリキュアなのに、どうして唄ってるんですか?」
まこぴー:
 「私は唄うプリキュアよ」



まこぴー:
 「歌なんて役に立たないかもしれない」
 「無意味かも知れない」
 「でも、楽しかった。嬉しかった」
 「私は唄う事が好きだから、唄ってきたの」

唄いたいから唄う。
王国滅んでるのに、意味不明です。
何たるおぞましき自己中…!



まこぴー:
 「そうね」
 「でもこんな私を応援してくれる人がいる」
 「だから自分のために、私は唄う」

彼女のお歌によって救われてる人がいるのは事実。
であるならば、自己中であっても、自己中の何が悪いなのか。
確かに、自己中かどうかが問題なのではなく、その結果、何が周囲に起きてるかの方が大事です。

王女様のために唄い、自分が楽しくて唄い、それを聞いた無関係の第三者も喜ぶ。
やらなければいけないこと、自分のやりたいこと、求められていることが、ぴたりと一致。
実際、この境地に到達するのはなかなか大変ですが、ああ見えて、まこぴーは出来る子なんです。
というか、この中盤でこの領域に達してしまったら、もうやることないんじゃなかろうか。
美墨先輩の「ちっぽけで何が悪い」ですよ、要するに。凶悪だ。もうこの子に、精神攻撃は通じない。

エースさん:
 「愛に目覚めたようね、キュアソード」
 「大好きなことをひたむきに続けること」
 「それも愛なのです」

エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「一つ、愛は与えるもの!」

思い付きで言ってるだけにしか見えませんが、まぁそういうことだったのか。
桃食べるついでに、昨日見たテレビのクレームつけただけとか、そんなんじゃなかった。
ちょっと面倒くさいです、エースさん。

こうして戦いは終わり、めでたくコンサートは開かれました。

菱川さん:
 「まこぴーは歌で世界を救ってるのかも」

なんというか、プリキュアになったのが間違いだったという事ですね。
素直に歌姫として就職してれば、こんなことにならなかったのに。
いや、元々は本当に歌姫としての採用だったのに、ついでにプリキュアもやらされた経緯のような気もします。
人材不足だったのかなぁ、トランプ王国…。
歌が上手くて可愛い娘さんだったから、メイジャーランドの真似して、ついついプリキュアにしちゃったのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回、人造プリキュアの登場。
とんでもないネタ回のようでいて、「何故プリキュアになるのか」をド直球でやってくれる気がする。
確かにセバスチャンの立場なら、自分が戦う手段を考える…。

公式サイトのあらすじも読みましたが、ネタ抜きでもすんごい面白そうです。

【今週の愛1】



のしかかる切り札娘。げんなりする、みなぎる愛。
相田さんのこの手の顔は、とても可愛いですね。エロい。

あとエースさんは変身しない方が明らかに可愛いです。
誰か彼女から、変身玩具を取り上げて欲しい。そして頭の上に玩具をかざしながら、「ほーらほら届かなーい」とかやってみたい。
多分、脛や腹に一撃食らわされて、すぐに泣きながら謝ることになるとは思いますが。

【今週の愛2】



ジコチューさん:
 「恋人はいますか?」

相田さんは普通にいそうな気がする。
告白されたら「じゃあ試しに付き合ってみようか」と軽く言いそうな感じ。
そして数日後、告白した側から「ついていけない」と逃げられる。

【蛇足】

「唄うプリキュア」ではなく「プリキュアできる歌手」と考えれば良いのかも。
ほら、例えば美翔さんも「絵を描くプリキュア」と呼ぶと「そんな暇あったら、もっと積極的に在庫を売れ」と言いたくなります。
が、「プリキュアもする美術部員」と呼べば「あ、お仕事大変ですね」という気になります。多分。

元々彼女らはプリキュアなのではなく、日常があったのですから、その日常を犠牲にしてプリキュアやってしまったら本末転倒です。
そう考えると、剣崎さんは元々歌姫であり、兵士でもなんでもないという仮説は、テーマ的にちゃんと成立するような気が。

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