穴にハマったアリスたち

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一言感想:週刊少年サンデー 「ラムのウェディングベル」

2009年05月27日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 175th sense「試験に出る超能力(5)」

三宮の姐さんの出番が著しく少なくて悲しいです。
今週は扉絵だけで私にとっての本編が終わってしまった。
あの女帝さんは、こんな危機的状況に何やってんですかね。
勉強してる場合じゃないですよ。小さな場面でポイント稼いで黒ぶってる場合じゃないですよ。
黒い彼女を敬愛していたはずなのに、段々ダメな娘臭がぷんぷんと…。

その分というかなんというか、カヅラの姐さんに癒されました。
サイコメトラー能力を保有してるのに、この姐さんは汚れてない。奇跡です。
今まで、サイコメトラーの娘さんとお近づきになった日には、あらぬ妄想をどばどば垂れ流しにしてモノを見るような冷たい目を向けられるのがベストだと思っていましたが、カヅラ姐さん的反応もアリですね。
そしてそんなプレイを強要してく内に、姐さんも薄汚れていくんだ。女帝みたいに。

■境界のRINNE 第5話「お・ね・え・さ・ん」

理不尽に面白いです。
しかし感想の書きようがないのがまた不思議。
何せ重大な出来事が取り立てて問題にもならずに長閑に解決していくので、突っ込んだら負けというか、突っ込む自分が間違ってるような気がしてくる。

とりあえず、真宮さんが今まさに普通にドーナッツ食ってるんですが、そのことは劇中の誰もがスルーですか。
高橋留美子さんは頭がおかしい。
こんな展開、真面目に考えても不真面目に考えても、そうそう思いつくもんじゃない。

あと今週のサンデーさんは「テレビゲームの裏技特集」。
随分と微妙な企画です。
あまりに外しすぎてる感のするテーマですが、一発目に紹介されてるのが「ラムのウェディングベル」。1986年発売。
突っ込んだ私の負けだった。これはそういう企画だった。この有無を言わせぬ暴力は何。

■魔王 JUVENILE REMIX 第93話「魔王」

サブタイトル:「魔王」。

副題に主題が採用されてると最終回見たいです。
事実、最終回といってもいいのかもしれない。
安藤弟さんは何かもう最強戦力を容易に揃えてしまった。
唸るほどの金の力で各方面のプロを揃え、自分自身は「10%の確率に100%勝利する」の超能力。
そして何より、流れに抗う凄まじいまでの決意を固めてしまった。

そんな弟さんにより、非合法企業「令嬢」の御子息さんは無残に虐殺されました。
因果応報です。誰も彼を可哀想とは思わない。
駆け付けた社長さんは息子の変わり果てた姿にショックを受けておられましたが、そもそも彼らが非常に悪い。

とはいえ。

安藤弟さん:
 「あんた…。『令嬢』の社長だろ?」
 「俺はあんたの敵なんだ。俺のこと、殺したいならかかってきなよ」
 「戦おう」
安藤弟さん:
 「ほら立ち上がって銃を握れよ。次の一手を見せてみろ」
 「ぐずぐずしてたら全部失うよ?」
 「立てよ」
 「立て」
 「…立て」

弟さんの脳裏によぎるのは、最愛の兄を殺され途方にくれていた自分。
敵がいるなら戦わないといけない。さもなくば大事なものを失ってしまう。
そのためにはもてる戦力の全てを使う。あらゆる覚悟と決意でもって。

安藤弟さん:
 「立て!!!」

弟さんの言葉に戦意を取り戻した社長さんは、報復の準備のために一時撤退。
が、弟さんは完璧に覚悟を決めてます。
逃がすつもりもないし、正々堂々戦いたいわけでもない。目的は単純明快。敵は殺す。

安藤弟さん:
 「逃げられやしないよ。俺からは」

こうして社長さんも暗殺されました。ざっくりと。弟さんが金で雇った暗殺者「押し屋」のお兄さんによって。

ていうかですね。
絶対的な金銭力と、絶対に確率勝負を外さない能力と、金で雇える一流の人たちが揃ってる上に、覚悟を決めきってしまってる主人公はもはや終わってます。色々な意味で。
純粋に金の力なところがまたどうしようもないです。
これが友情や仲間意識なら亀裂が走る余地もありますが、金銭契約による繋がりは壊れようがない。何せ全員プロだから、そこは絶対裏切らない。
あるとすればより高い金を出すとかでしょうけど、弟さんの金銭力は無尽蔵。

この後、いよいよ本命の犬養さんを狙うんでしょうか。
犬養さんの周辺には金ではなく、変態のカリスマによって集まった人たちがいます。
例えば変態蜂娘とか。彼女はきっと、金の力で裏切らせたりはできないはずです。

…変態蜂娘だけで、この金満オールスターと戦うんですか。に、逃げてお嬢さん。
唯一の希望は、原作小説では彼女は金星を獲ってるので「もしかしたら」があるかもしれないことですが…。
原作の蜂娘は変態じゃないからなぁ…。漫画の蜂娘は色んな資産を全て変態行為に浪費してるからなぁ…。

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