■(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想
隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。
かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。
(「オトナプリキュア」第5話より)
夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。
フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。
そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。
今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。
かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。
ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しにも見えますが、今度の危機にはパルミエは部外者であると思うと、恩義あるプリキュアを助けるための参戦が胸に染みる。
非常事態なので手放しで喜びはしないにせよ、ナッツとしては少しでも恩を返せることが嬉しかったんじゃないかな。
ココが何故長らく会いに来なかったかははっきりとはしない。
想像するに、今までプリキュアに頼りきり(ではないがココとしてはその想い)だったので、ドーナツ王国との問題等々は自分たちで解決したかったのかもしれない。
視聴者的にはシャドウのような明らかな敵役がいる方が一大事には見えますが、当事者としては、かつてのナイトメアと同等クラスに厄介な問題なんだろうと思う。
もし夢原さんに会って話したら、「私も行こうか?」となりかねない。
夢原さんにその気はなくても、国防兵器プリキュアを伴って赴いたらドーナツ王国は超警戒すると思う。ココ国王…そなたの真意はよーくわかったドナ…。
それ以前に、夢原さんらと交流があるというだけでもかなり凶悪な抑止力。プリキュアなだけでなく、キュアローズガーデンの継承者でもあるしな。
こういった「夢原のぞみの外交利用」を嫌って距離を置いたのかもしれない。
【今週の鳥】
美翔さんはココのことをあまりよく知らなかったらしい。さもありなん。
オールスターズで出会っているとはいえ、ただでさえ何十人もプリキュアが居るのに妖精まで全部把握できるか。
逆に、夢原さんたちはフラチョピのことを「変身に必要な妖精」ぐらいにしか認知していないのかしら。
仮にそうだとしたら、「変身アイテムがない」「タイムフラワーで戻ってきた?」等々を加味すると、ふたりに協力を仰ぐことに不穏な何かを感じ取りかねませんが。
今回「タイムフラワーは不吉だ」と明言されてしまいました。
SSのテーマを踏まえても、「美翔さんは変身しない(あるいは象徴的な変身のみ)」が濃厚になってきた気がする。
どうやらベルは、文明の発展に伴う環境破壊的なものを嫌っている様子。
SS的には「全ての物に命は宿る」からの「命の歩みは止められない」なので、環境が壊れていくのは肯定している。
ゴーヤーンが望んだかつての静寂には戻れない。
ダークフォールのフィフスエレメントも同様の思想です。
「火の滅び」の象徴たるモエルンバは、火に冷気をぶっかけて滅ぼすのではなく、勢いよく燃え盛り生命の輝きを謳歌した後にすべてを焼き尽くして消える滅びです。
エントロピーの増大を加速させる滅びであり、ベル(やゴーヤーン)の停止の滅びではない。
そういう意味では、元ダークフォールの霧生さんが対シャドウで暗躍してるのが物凄くハマっていて嬉しいです。
生命の営みで自然が壊れる?それの何が問題なの?
防げる汚物を垂れ流したり等の破壊は論外としても、いずれ必ずくる「滅び」については受け入れているように思う。
あと周囲は知らないとはいえ、つい昨日、彼氏と別れたばかりの状況でココは運命の人云々を聞くのはしんどいな…。
全くそんな素振りを見せなかったあたり、えらくタフというか、まぁだから彼氏も違和感あったのかなとか、まぁそんな感じ。
隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。
かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。
(「オトナプリキュア」第5話より)
夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。
フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。
そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。
今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。
かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。
ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しにも見えますが、今度の危機にはパルミエは部外者であると思うと、恩義あるプリキュアを助けるための参戦が胸に染みる。
非常事態なので手放しで喜びはしないにせよ、ナッツとしては少しでも恩を返せることが嬉しかったんじゃないかな。
ココが何故長らく会いに来なかったかははっきりとはしない。
想像するに、今までプリキュアに頼りきり(ではないがココとしてはその想い)だったので、ドーナツ王国との問題等々は自分たちで解決したかったのかもしれない。
視聴者的にはシャドウのような明らかな敵役がいる方が一大事には見えますが、当事者としては、かつてのナイトメアと同等クラスに厄介な問題なんだろうと思う。
もし夢原さんに会って話したら、「私も行こうか?」となりかねない。
夢原さんにその気はなくても、国防兵器プリキュアを伴って赴いたらドーナツ王国は超警戒すると思う。ココ国王…そなたの真意はよーくわかったドナ…。
それ以前に、夢原さんらと交流があるというだけでもかなり凶悪な抑止力。プリキュアなだけでなく、キュアローズガーデンの継承者でもあるしな。
こういった「夢原のぞみの外交利用」を嫌って距離を置いたのかもしれない。
【今週の鳥】
美翔さんはココのことをあまりよく知らなかったらしい。さもありなん。
オールスターズで出会っているとはいえ、ただでさえ何十人もプリキュアが居るのに妖精まで全部把握できるか。
逆に、夢原さんたちはフラチョピのことを「変身に必要な妖精」ぐらいにしか認知していないのかしら。
仮にそうだとしたら、「変身アイテムがない」「タイムフラワーで戻ってきた?」等々を加味すると、ふたりに協力を仰ぐことに不穏な何かを感じ取りかねませんが。
今回「タイムフラワーは不吉だ」と明言されてしまいました。
SSのテーマを踏まえても、「美翔さんは変身しない(あるいは象徴的な変身のみ)」が濃厚になってきた気がする。
どうやらベルは、文明の発展に伴う環境破壊的なものを嫌っている様子。
SS的には「全ての物に命は宿る」からの「命の歩みは止められない」なので、環境が壊れていくのは肯定している。
ゴーヤーンが望んだかつての静寂には戻れない。
ダークフォールのフィフスエレメントも同様の思想です。
「火の滅び」の象徴たるモエルンバは、火に冷気をぶっかけて滅ぼすのではなく、勢いよく燃え盛り生命の輝きを謳歌した後にすべてを焼き尽くして消える滅びです。
エントロピーの増大を加速させる滅びであり、ベル(やゴーヤーン)の停止の滅びではない。
そういう意味では、元ダークフォールの霧生さんが対シャドウで暗躍してるのが物凄くハマっていて嬉しいです。
生命の営みで自然が壊れる?それの何が問題なの?
防げる汚物を垂れ流したり等の破壊は論外としても、いずれ必ずくる「滅び」については受け入れているように思う。
あと周囲は知らないとはいえ、つい昨日、彼氏と別れたばかりの状況でココは運命の人云々を聞くのはしんどいな…。
全くそんな素振りを見せなかったあたり、えらくタフというか、まぁだから彼氏も違和感あったのかなとか、まぁそんな感じ。