これまでのあらすじ:その1、その2、その3
今日は2月14日のバレンタインデー。
例年通り、女の子から能動的に告白する一大イベントが開催されました。
「自らアクションを起こさないといけない」という意味では、クリスマスやその他行事よりも決戦風味が強い一日です。
巷のヒロイン様たちは悲喜こもごも死地に向かって大わらわ。
ですが、プリキュア娘は2月が放送切り替えタイミングに当たるため、例年このイベントはスルー。
表舞台に立つ常任プリキュアの花咲さんは、いつもと変わらず殴り合いに興じておられました。チョコ配ってる場合じゃない。戦わなければ、生き残れない。
一方。先日常任を解かれた桃園さんは、とうとう運命の日を迎えました。
周知の通り、桃園さんは同級生男子に告白され、返答を黙秘すると言う非人道的行為を実施中。
そんな中で迎えるバレンタイン。言動に注目が集まります。
こうして配信された2月14日の「プリキュアボイス」。
「桃園さんは配信担当を逃げるのではないか?」などとも心配されましたが、彼女はきっちり当番をこなされました。
決戦の日・バレンタイン。果たして彼女は、大輔くんにチョコをあげたのか否か。
桃園さん:
「2月14日!」
「今日はバレンタインデーだヨ!」
東さん:
「ウフフ。ラブは自分がチョコレート食べてばっかりね」
この女、一人で全部食いやがった!
大輔くんのことは完全放置。
女性として以前に、人として信じられない行為に打って出ました。
しかも桃園さんの場合、戦略や恋の駆け引き的に焦らしたと言うより、素で忘れてそうです。
なんてこった…。
やりやがった、この桃…。
気の毒に、大輔くんも緊張しながら当日を迎えたでしょうに。
今年のバレンタインは日曜日。学校で会うことは期待できません。
遊びの約束を入れるのも白々しいですし、保留されてる身としては待つしかありません。
一日中落ち着かなかったろうになぁ…。
さりげなく姉に「今日はダンスレッスンあるんだっけ?」とか聞いたり、「ドーナッツ屋にいけば、ばったり会うかも」とか悩んだり。
大輔くんは良い男です。
私も桃園さんラブで通していますが、私の場合、プリキュア補正が大きく働いています。
試しに桃園カタログから「プリキュア」の文字を消去してみてください。残るは絶望的なロースペックのみ。
それなのに、大輔くんはプリキュア要素抜きで桃園さんに懸想しておられる。
しかも劇中で、ハイスペックな桃キュアさんと仲良くなってるのにですよ。それでも桃園さん一筋。信じられん。何てピュアな。
そんな彼に対する桃園さんの選択は「放置」。
「クリスマスイブに告白」→「回答保留」→「バレンタインは放置」。
この一連の行動を受けたら、普通は「…ああ。やっぱダメか。そうだよな。。」と暗黙のメッセージを受け取ります。
ですが相手は桃園さん。付き合いの長い大輔くんなら、「こいつ普通に忘れてねーか?」と考えをめぐらすでしょう。
嗚呼、ますます悩みが深まる。どっちだ?忘れてるのか?NOなのか?
常識的には忘れてるわけはないですが、何せ桃園さんだからなぁ…。
(2月15日の登校風景にて)
桃園さん:
「おはよー大輔!」
「いやぁ昨日はチョコ食べすぎちゃったヨー!アハハー!」
「作りすぎたから、大輔にも分ければ良かっ………あ。」(←気がついた)
大輔くん:
「………。。」
桃園さん:
「……あー、材料余ってるし、今度また作ってくるヨ!」
大輔くん:
「それって、どういう意味に受け取ればい…」
桃園さん:
「言っわなーい♪」
大輔くん:
「ッ!!!!!」
ギリリリリッ!
もう嫌だこのプリキュア。
ちょっとベリーさん、貴女、桃園さんの保護者なんですから、もっとちゃんと教育してくれないと困るんですよ、ほんと。
頑張れ大輔くん。そのロースペックさが、桃園さんの良い所なんだから。
今日は2月14日のバレンタインデー。
例年通り、女の子から能動的に告白する一大イベントが開催されました。
「自らアクションを起こさないといけない」という意味では、クリスマスやその他行事よりも決戦風味が強い一日です。
巷のヒロイン様たちは悲喜こもごも死地に向かって大わらわ。
ですが、プリキュア娘は2月が放送切り替えタイミングに当たるため、例年このイベントはスルー。
表舞台に立つ常任プリキュアの花咲さんは、いつもと変わらず殴り合いに興じておられました。チョコ配ってる場合じゃない。戦わなければ、生き残れない。
一方。先日常任を解かれた桃園さんは、とうとう運命の日を迎えました。
周知の通り、桃園さんは同級生男子に告白され、返答を黙秘すると言う非人道的行為を実施中。
そんな中で迎えるバレンタイン。言動に注目が集まります。
こうして配信された2月14日の「プリキュアボイス」。
「桃園さんは配信担当を逃げるのではないか?」などとも心配されましたが、彼女はきっちり当番をこなされました。
決戦の日・バレンタイン。果たして彼女は、大輔くんにチョコをあげたのか否か。
桃園さん:
「2月14日!」
「今日はバレンタインデーだヨ!」
東さん:
「ウフフ。ラブは自分がチョコレート食べてばっかりね」
この女、一人で全部食いやがった!
大輔くんのことは完全放置。
女性として以前に、人として信じられない行為に打って出ました。
しかも桃園さんの場合、戦略や恋の駆け引き的に焦らしたと言うより、素で忘れてそうです。
なんてこった…。
やりやがった、この桃…。
気の毒に、大輔くんも緊張しながら当日を迎えたでしょうに。
今年のバレンタインは日曜日。学校で会うことは期待できません。
遊びの約束を入れるのも白々しいですし、保留されてる身としては待つしかありません。
一日中落ち着かなかったろうになぁ…。
さりげなく姉に「今日はダンスレッスンあるんだっけ?」とか聞いたり、「ドーナッツ屋にいけば、ばったり会うかも」とか悩んだり。
大輔くんは良い男です。
私も桃園さんラブで通していますが、私の場合、プリキュア補正が大きく働いています。
試しに桃園カタログから「プリキュア」の文字を消去してみてください。残るは絶望的なロースペックのみ。
それなのに、大輔くんはプリキュア要素抜きで桃園さんに懸想しておられる。
しかも劇中で、ハイスペックな桃キュアさんと仲良くなってるのにですよ。それでも桃園さん一筋。信じられん。何てピュアな。
そんな彼に対する桃園さんの選択は「放置」。
「クリスマスイブに告白」→「回答保留」→「バレンタインは放置」。
この一連の行動を受けたら、普通は「…ああ。やっぱダメか。そうだよな。。」と暗黙のメッセージを受け取ります。
ですが相手は桃園さん。付き合いの長い大輔くんなら、「こいつ普通に忘れてねーか?」と考えをめぐらすでしょう。
嗚呼、ますます悩みが深まる。どっちだ?忘れてるのか?NOなのか?
常識的には忘れてるわけはないですが、何せ桃園さんだからなぁ…。
(2月15日の登校風景にて)
桃園さん:
「おはよー大輔!」
「いやぁ昨日はチョコ食べすぎちゃったヨー!アハハー!」
「作りすぎたから、大輔にも分ければ良かっ………あ。」(←気がついた)
大輔くん:
「………。。」
桃園さん:
「……あー、材料余ってるし、今度また作ってくるヨ!」
大輔くん:
「それって、どういう意味に受け取ればい…」
桃園さん:
「言っわなーい♪」
大輔くん:
「ッ!!!!!」
ギリリリリッ!
もう嫌だこのプリキュア。
ちょっとベリーさん、貴女、桃園さんの保護者なんですから、もっとちゃんと教育してくれないと困るんですよ、ほんと。
頑張れ大輔くん。そのロースペックさが、桃園さんの良い所なんだから。
何故、諭してあげない?桃園さんに… 大輔くんへのチョコは?と。
もしかして、東さん、大輔くんの不幸を… 楽しんでな~い? ま、まさか、また不幸のゲージを…
それにしても桃園さんのスットコドッコイぶりには目を見張るモノがありますね、まったくぅ。
しかも肝心なところでは必ず黙秘権を行使するという… それも笑顔で、満面の笑みで。
やれやれダ。
それでもそんな桃園さんがまかりとおってしまうのは…
ひとえに恋愛に於いて惚れたほうが弱者という法則に依るところですから、ハイ。
困ったも~ん~だぁ~~~
逆に考えると…思い込んだら何とやらの桃園さんを、デキる女の蒼い人が上手く
誘導しているのかもしれません。あくまで二人の仲を現状維持しながらも、桃に
戦力の減ったクローバーでの活動を疎かにさせない為に。
「恋は駆け引きよ、ラブ!」とか言いつつ。
恐らくは大輔君の、野球部で培った粘り強さも考慮に入っているのでしょう。
桃は難しい事とか分からない子なので適当に言いくるめるのは難しくありません。
きっとつれない振りをしながらも心の中では
「こんなことしてて大輔、本当にアタシの事嫌いになっちゃわないかなぁ、、、
ねぇ美希タン!?これで大丈夫なんだよね?」なんてウブで乙女な葛藤を…
…してたらいいのになぁ…
ともあれ大輔君、器の大きい、いい男に成長しそうですね。
その前に心が折れなければですが。