■(第3話)魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~「刻の魔法」感想
「絶望と向き合う」。意味深な予言は、謎青年が襲来するとか異変が起きるのではなく、絶望と向き合ってる自分を未来視?するというものでした。
冷静に整理する校長先生が、何か面白い。そりゃ拍子抜けもする。が、それはそれとして事態の認識を完全に誤っていたわけで、危機感の持ち方を変えるのも妙に生々しい。
実際、視聴してるこっちも騙された。劇中人物もちゃんとそこを「勘違いした」と認識してるのは、こちらとリンクしていてとても見やすい。
とりあえず本人に聞かないことにはどうにもならぬと、一行はナシマホウ界に。
前作ではここでトパーズが突然出現し、何やかやでリコと朝日奈さんが別行動。そのまま餓死しかけて、いちごメロンパンで合流しました。
今作ではまずスマホを調達した。以前より賢くなっていらっしゃる。
そして置き忘れてセキュリティ事故を起こした。危機感が足りてない。
前作は連絡手段がなくてピンチ。今作は手段はあったが結局は連絡が付かず。
ナシマホウ界における魔法は科学。何か意味があるような気もするし、ないような気もする。
大慌てで駆けつけて、前作同様にいちごメロンパンで合流。そしてトパーズ(前作ではトパーズ変身は次回以降)。
細かいところは違うものの、大筋が前作をなぞっているように見えます。
ただのオマージュなだけなのか、たまたま似ているだけなのか。さすがに本編に関わる仕掛けとは思えませんが、時間ネタなので意図したお遊びなのかもしれない。
謎青年アイルは時間移動ではなく、時間を越えた情報共有の様子。すべてを知っているのではなく、断片的に知ってるのを繋ぎ合わせてるようなのがお話的に楽しい。
僕も知らないよ。でも今、君たちから聞いた。
未来で教えてもらったので、過去の自分がそれを伝えることができる。王道のタイムパラドックスです。小説版まほプリでも出てくる。
ここまでの様子を見るに、歴史改変や平行世界・分岐世界ではなく、確定未来の世界観っぽい。個人的には好みだし、プリキュアらしいと思う。
鞄を抱えて犬を連れてやってくるとか、妙に一般人くさいアイルくん。その割に「ここでブックマーク」だの「読者に委ねてる」だの、いまいちダサさと無理してる感がにじみ出る言動が、絶妙に痛ましくてドギマギします。
第1話の戦闘に映り込んでいた彼は、まだ未来云々を知る前の一般人なのかしら。これから色々あって、必死に背伸びして頑張ってるのかもしれない。お気の毒に。
トパーズ戦もスカしてはいますが、内心「怖ええええ!!」と震えていたのかもしれない。
次回はひーちゃんが反抗期を迎えるようです。これも前作の七変化回や、こっそり学校についてくる回を連想します。
足腰の弱った祖母、小さく感じる机等々、時間経過による変化も示唆されてる。物語として純粋に楽しみ。
要所要所で入る回想も「リコと別れた後に、初めて迎える十六夜」なんていう「そこを!公式で描写してくれるのか!」という垂涎の箇所。
今回の時間ギミックに絡めて、無理なく前作のおさらいやサービスをしてくれるのはありがたすぎる。
キボウノチカラはネタが丁寧すぎて、前作を忘れていると混乱するという構造的弱点がありました(例えばブンビーさんの演説はGoGo36話を踏襲しているけれど、忘れていると突然オトナぶった逆張りをしてきたように見える)。こういう形でケアしてくるのは、適応力が凄いと思う。
あとソルシエール先生をさりげなく放り込んでくるのは、とても嬉しい。歌おう。歌うんだ。そしてアイルくんを混乱させるんだ。
「絶望と向き合う」。意味深な予言は、謎青年が襲来するとか異変が起きるのではなく、絶望と向き合ってる自分を未来視?するというものでした。
冷静に整理する校長先生が、何か面白い。そりゃ拍子抜けもする。が、それはそれとして事態の認識を完全に誤っていたわけで、危機感の持ち方を変えるのも妙に生々しい。
実際、視聴してるこっちも騙された。劇中人物もちゃんとそこを「勘違いした」と認識してるのは、こちらとリンクしていてとても見やすい。
とりあえず本人に聞かないことにはどうにもならぬと、一行はナシマホウ界に。
前作ではここでトパーズが突然出現し、何やかやでリコと朝日奈さんが別行動。そのまま餓死しかけて、いちごメロンパンで合流しました。
今作ではまずスマホを調達した。以前より賢くなっていらっしゃる。
そして置き忘れてセキュリティ事故を起こした。危機感が足りてない。
前作は連絡手段がなくてピンチ。今作は手段はあったが結局は連絡が付かず。
ナシマホウ界における魔法は科学。何か意味があるような気もするし、ないような気もする。
大慌てで駆けつけて、前作同様にいちごメロンパンで合流。そしてトパーズ(前作ではトパーズ変身は次回以降)。
細かいところは違うものの、大筋が前作をなぞっているように見えます。
ただのオマージュなだけなのか、たまたま似ているだけなのか。さすがに本編に関わる仕掛けとは思えませんが、時間ネタなので意図したお遊びなのかもしれない。
謎青年アイルは時間移動ではなく、時間を越えた情報共有の様子。すべてを知っているのではなく、断片的に知ってるのを繋ぎ合わせてるようなのがお話的に楽しい。
僕も知らないよ。でも今、君たちから聞いた。
未来で教えてもらったので、過去の自分がそれを伝えることができる。王道のタイムパラドックスです。小説版まほプリでも出てくる。
ここまでの様子を見るに、歴史改変や平行世界・分岐世界ではなく、確定未来の世界観っぽい。個人的には好みだし、プリキュアらしいと思う。
鞄を抱えて犬を連れてやってくるとか、妙に一般人くさいアイルくん。その割に「ここでブックマーク」だの「読者に委ねてる」だの、いまいちダサさと無理してる感がにじみ出る言動が、絶妙に痛ましくてドギマギします。
第1話の戦闘に映り込んでいた彼は、まだ未来云々を知る前の一般人なのかしら。これから色々あって、必死に背伸びして頑張ってるのかもしれない。お気の毒に。
トパーズ戦もスカしてはいますが、内心「怖ええええ!!」と震えていたのかもしれない。
次回はひーちゃんが反抗期を迎えるようです。これも前作の七変化回や、こっそり学校についてくる回を連想します。
足腰の弱った祖母、小さく感じる机等々、時間経過による変化も示唆されてる。物語として純粋に楽しみ。
要所要所で入る回想も「リコと別れた後に、初めて迎える十六夜」なんていう「そこを!公式で描写してくれるのか!」という垂涎の箇所。
今回の時間ギミックに絡めて、無理なく前作のおさらいやサービスをしてくれるのはありがたすぎる。
キボウノチカラはネタが丁寧すぎて、前作を忘れていると混乱するという構造的弱点がありました(例えばブンビーさんの演説はGoGo36話を踏襲しているけれど、忘れていると突然オトナぶった逆張りをしてきたように見える)。こういう形でケアしてくるのは、適応力が凄いと思う。
あとソルシエール先生をさりげなく放り込んでくるのは、とても嬉しい。歌おう。歌うんだ。そしてアイルくんを混乱させるんだ。