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「最終回に起きたこと」:HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

2020年10月25日 | ハグプリ最終回考察
いよいよ来週「ミラクルリープ」の公開なので、ひとまずこれまでをまとめてみる。

【愛崎えみるは如何にして研究室を訪問したか】


(「HUGっと!プリキュア」49話より)

これまで考えてきた結果、私の中では下記に至りました。
(以下、私の妄想に過ぎず、全ての文章に「おそらく~だと思う」がつくのですが、冗長なので省略します)

前提:ハグプリ世界は「未来不変」かつ「単一世界」である。
「未来世界の時間停止は自然現象なのでクライアスを倒しても解決しない」「野乃はなの死は解釈の余地がある」ので、タイムパラドクスはそもそも起きていません。
「本来の世界では死んでいたが、歴史が変わったので救われた」といったシナリオは特には必要ない。

2030年:
野乃はなとジョージの間に、はぐたん誕生。同時期にルールーも誕生。
野乃はなが我が子を「はぐたん」と確信できたのは、あの時の彼女は2043年からタイムリープ(コミックス版参照)してきていたから。

2038年頃:
野乃はな及びはぐたんが死亡。悲嘆したジョージは彼女らを救うべく幾度か過去に戻り、改変を試みるも悉く失敗。この世界は「未来不変」であると悟り、2018年に放浪する。

2018年:
ハグプリ第1話。2043年から、はぐたんが飛来する。それを追いかけてクライアスも出現、やがて放浪中のジョージも合流。

2019年:
野乃さんとの戦いを経て、ジョージは再び放浪。ルールーやトラウムらは2043年へ。

2030年:
えみる、トラウム研究室に行き、ルールーの起動に立ち会う。
えみるが「このルールー」と「あのルールー」が同一人物だと確信できたのは、予言されていた相田マナの結婚が実現したことなどから「未来不変」と認識できたから。

2033年:
トラウムが2044年から襲来。成人した魔法つかい・アラモードチームが参戦するオールスターズ戦が起きる。このトラウムはその後、2018年に行き、36話を展開。そこで散る。
同時期、2019年から旅立ったルールーらが2033年を経由し、2043年へ。
これらの観測から、いよいよ未来不変が確実になったため、えみるや33年トラウムらは本格的に活動を開始。44年トラウムが持ち込んだ技術やクライアスの残骸を元に、後のクライアスの礎となる技術開発に乗り出す。

2038年頃:
19年から放浪してきたジョージにより、死んだと思われた野乃母子が救出される。その際にジョージは闇化。
野乃さんはアカルイアスを盛り立てて、ジョージの救出や、やがて起きる世界的な時間停止現象に備える。

2043年:
ついに発生した時間停止現象に立ち向かうため、ポジティブ思考の集まりであるアカルイアス社は奮闘。自戒と自虐を込めて社名をクライアスに変更する。
これに呼応してキュアトゥモローらも出現。トゥモローの気づかぬ間に「トゲパワワに支配される→オシマイダーに変化させる→それをプリキュアが浄化→アスパワワを取り戻す」の奇妙な回復体制が構築される。

2043年夏頃:
クライアスの首領が母と知ったトゥモローは、ショックから敗北。これをハリーが救出し、何故か存在していた2033年へのワームホールを使い過去に移動する。
2033年に到着後、はぐたんの奇跡パワーにより出現した2018年へのワームホールを乗り継ぎ、ハグプリ第1話に至る。

2043年秋頃:
19年からトゥモロー帰還。母の真意を知り、和解。
戻る際に2018年-33年をつなぐワームホールを高速移動させ、2033年-43年を繋ぐホールに成長させる。これが何故か存在していたワームホールの正体。

同43年秋頃:
クライアス社に突撃をかけたルールーらの元に、クライアスについていた愛崎えみるも合流。ルールーの「未来で待つ」の成就。25年の時を経て、再び発動するキュアマシェリとキュアアムール。

2044年:
闇化したジョージとの決戦。一連の過程の最中に、野乃さんは2030年に一度タイムリープ。

2044年決戦終了後:
えみるのプリハートを託されたトラウムが2033年へ。そこから2018年にプリハートを送り込む。存在しないはずの5個目のプリハートとして18年に出現。
その後、トラウムはオールスターズ戦を戦い、散る。

私なりの根拠の詳細は下記
・「オシマイダー療法」
・「時をかける野乃はな」
・「ジョージの巡礼」
・「えみるの戦い」
・「時間への挑戦」
・「相田マナの結婚」
・「パラレルワールドへの疑念」(テーマ面)
・他、一覧

※考察を続けるに連れて変化した部分もあるので、一部、異なったことを書いている個所があります。

【振り返り】

ひとまず自分としては一旦の整理はできました。最早ハグプリ最終回に疑問はない、すっきりと納得できる…は言い過ぎにしても、かなりクリアになった。

ただ、考えたら考えた分だけ綺麗に思考が広がったので、まだまだ何かあるのかもしれない。
最後に少し書いた「2004年への拡張」や「トゥモロー視点での検討(彼女はどうすれば未来不変だと気づけるのか)」など、掘り下げれば新たな発見がありそうです。

元々のきっかけは「えみるは研究室には行けないはずだ」。
パラレルワールドや歴史の改変が可能な世界だったら、そこにいるのはルールー2号機です。この恐れがある以上は、えみるは研究室に行けない。
同様に、野乃さんが我が子を「はぐたん」かのように接するのは不気味だ。

これの解消のため、2019年の最終回直後に私が考えたのは「43年に黒幕が必要⇒はぐみとはぐたんが同一人物なのか確信を持てなくなった野乃はなが闇落ちした」とか「歴史改変を警戒するえみるは研究室に行けないはず⇒最終回のえみるは何らかの死期を悟ったのでは」等でした。今振り返るととてもとても浅はかだった。考えればそれだけ先に進める。奇しくも「なんでもできる、なんでもなれる」にも通じることのように思います。思考を止めなければ、未来は開けるんだ。

最後に蛇足ながら、一連の記事を書くために読んだ・観たものを記載します。読み返した・再視聴したものもあれば、こんな機会がなければ読まなかったものも多数ある。ハグプリさんがもたらしてくれたものは大きかった。
更なる発見があるはずの、来週公開「ミラクルリープ」が本当に楽しみです。
(※別記事に独立させました)

参考:
●HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)

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