キンドルで本を読むようになって、すぐに本をダウンロードしてしまいます。著者には申し訳ない気がするけど、本がとても安くなって買いやすいから。
そして、少しでも暇があれば、スイッチを入れて数ページでも読んでいます。ほんとによく読むようになりました。
この本もそんな本の一冊です。
それでも、今の私に大きな影響を与えたと思います。
この本の題名通り、この頃なんでも「ゆっくり」するようにしているから。
そういえば、今まで何故かなんでもパパッとしないときがすまない方でした。手早く、さっと済ませるのが、スマート、頭いい、かっこいい、と。
でも、この本を読んで、一度ゆっくりしてみようかと考えを変えて、実行してみました。なんでもすぐに影響を受けて、実行する方なので。
それで、やっぱり「ゆっくり」はすごくいいことに気づきました。
体調もいいように思うし、仕事も何だかスムーズにいくような気がします。
今までも、母からはもっとゆったりとしなさい、急いでも同じ、とよく言われていた様な気がします。実際母は何をするのもすごくスローでしたから。
それでも、亡くなってから近所の人たち、特に若い母親の方から、母がいつもにこにこ笑っていた、その姿にいつも癒されていた、という言葉を聞いて、その凄さを改めて知った次第です。本当に馬鹿な娘でした。
それで、「ゆっくり」すると何がいいか。
不思議とゆっくりしているつもりでも、物事が早くできて、結局早く片付くことが多くなりました。
一番いいのは、仕事で「ゆっくり」と「落ち着いて」通訳すると、本当にかっかと怒っていた人がいつの間にか落ち着きを取り戻していることが多くなりました。
そして、私も言葉を選ぶことができるとわかってきました。
すばやくすることばかりに気をかけていると、周りが見えず、結局自分のこともわからないままに、周りに振り回されて終わることが多いように思います。
これからも、「ゆっくり」と何事もするようにしよう。
「ゆっくり動く」と人生が変わる (PHP文庫) | |
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