少し前にミリオンセラーになった本らしいです。
キンドル版で読みました。
片付けはいつも頭を悩ますので、題名に魅かれて読んだのですが、半信半疑でした。
それでも読み進むうちにだんだんともしかしたら、本当に部屋が片付くかもしれないと思いだすからすごい。
物をときめくかどうかで瞬時に判断して捨てていく、というのは目新しい判断基準です。
今までは、これから使うかどうか、思い出の品かどうか、など色々と物を判断する基準が私の中にあったのですが、このようにばっさりとひとくくりで考えると大変わかりやすい。
しかも、物に対する考え方が合理的なので生活そのものもシンプルかつ、今を基準軸として判断するのでさらに自分の事が分かりやすくなるので、大変いいアイデアだと思います。
今までは、思い出品やもしかしたら将来使うかもしれない物に囲まれて息苦しくなっているように思います。
年内に『片付け祭り』ができればいいけど…
今はそれに備えて、部屋が一つ洋服で埋まっている… トホホ 先は長いかも。
それと、この本の続編も続いて読んじゃいました。
片付けた後、どうやって物を整理していくか、著者独自のアイデア満載の方法が紹介されていて、続編もとてもいいです。
このようにちょっと考え方を変えるだけで、ワクワク感を持てる部屋になるのは素晴しい。
そう言えば、私も若いころから将来は(つまり今の事)自分の気に入ったものに囲まれて生活したい、と切実に思っていました。
リビングの棚やちょっとした置き場所なんかは、そんな風になってきているのですが、なんせ洋服と本や靴など生活用品が増えてきて困っているところでした。
物を大切に長く使うのは日本の美しい伝統なので、なかなか捨てられないし、親の世代からはすぐに物を捨てるのは考えの浅い人という美意識??を毎日繰り返し教え込まれてきたと思うので、捨てられない人が多いのでは。
かくいう私もそんな一人。
昔はちょっとした家には蔵なんかがあって、そこになんでも置いていたようだしね。
物に対する考え方、大きく言うと美意識も変っていくのでしょうか。
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