今日の新聞、ジャパンニュースに、多言語で応対できる救急車を作るという記事がのっていた。
今は外国人が患者だとうまくコミュニケーションがとれないらしい。
でも通訳者がいつでも救急車に乗って行くわけにはいかないので、多言語で対応できる機器を設置するらしい。
患者がiフォンなどに向かって話すと、その翻訳が車に設置されたスクリーンに映し出されるらしい。
救急車で運ばれる場合は、意識がない場合も多いだろうから、あまり話すこともないと思うけど。
しかも限られた言葉しか使わないから機械でも対応が可能だろうと思う。
それでも、病院の救急搬送室ではそうもいかない。家族がいたら、かなり込み入ったコミュニケーションが発生するから。
いろんな同意書やらその他、緊急処置も言葉が問題だよね。
こんな場面で通訳するのは困難を伴う。
家族も動揺してるし、本人もしっかりとコミュニケーションがとれるわけではないから。
そして、その後は通訳者自身もトラウマになるそうだ。
医療関係者向けの心のケアが通訳者にも必要だとか。
インバウンドツアーもいいけど、対応も考えないとねえ。