まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

心のキャッチボール

2011-11-26 00:48:31 | 日常

紅葉は・・・ まだ! 列車の窓から見えるのは、まだ緑の葉。今年の紅葉はかなり遅い。 うちのネコ額の庭の木々もまだ色づいてないし。駅までの道すがら、素晴らしい紅葉を見せているのは桜の木だ。

「すみません、今日途中で退席したいので、順番を早くしてもらえませんか。」 

昨日急に入った仕事を受けたから仕方ないとは言うものの、今日の研修に最後まで参加したかった。講師の先生は予想通りとてもよさそうな女性だった。あんなにきれいな英語を聞いたのは久しぶり。話す内容も筋道も大変わかりやすい。仕事先でもあんなふうに話してくれる人ばかりだと、私の仕事もかなりやりやすいけどな。

プレゼンの順番を早くしてもらって、皆に迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。講師の方も嫌な顔一つされずに、私のつたないプレゼンにちゃんと講評してくださった。ありがとうございました。

朝8時半ごろ会場について、少し時間があったので、会場前のホテルの1階でコーヒータイムをとることにした。宿泊客だけ朝食を食べる時間だったらしい。 でも、「席が空いてるからどうぞ。」と入れてくれた。どうもありがとう。研修前のひと時を落ち着いて過ごすことができた。

それにしても、昨日は楽しかった。

「永遠の愛」もあんなふうにがっつりと演じられると何だかじーんとくる。きらきらの大きなツリーが夜空に映えて、ひと時夢の世界へ~ 永遠は一瞬に通じる。禅問答みたいだけど、そう考えると永遠の愛もまた真実なり、か。

それで、今朝はやたらと眠い。研修中はそれでも目をしっかり開けて、発表も無事終えた。 それが、電車に乗るとどっと眠気が出てきた。幸い空いている席を見つけ座り込んだ。周りの景色を見ているうちに、まぶたが重くなってきた。気が付くと、次の駅から若いお母さんが乗ってきた。ベビーカーを押して、しかも抱っこひもでもう一人赤ちゃんを胸に抱えている。そのお母さんは私の方に背を向けてじっと両足で踏ん張ってる!

席を代わってあげなきゃ! 『今日は仕事なので重い方の辞書を入れてきたな。しかも、資料もたくさん入ってる。それで、ヒールの靴をはいてきた。眠いし、少しでも眠りたい』

周りを見回しても、誰も代わってあげようとする人はいないなあ。となりの女性もスマホに忙しそうだし。

とうとう、次の駅に来てしまった。私は今日はここで下りる。やっと席を立つ。あー、ごめんなさい。もうちょっと早く代わってあげればよかった。

仕事先は今日で3度目。もう道もわかっているはずなのに迷ってしまい、一つ手前の駅で降りてしまった。いつも余裕を持って仕事に向かうことが大切。

幸い遅刻はせずに済んだけれど、ぎりぎりだった。よかった。彼女の安心したような顔を見て安堵した。

別れ際、ありがとう、と日本語で言って、ニコッと笑いながら軽くお辞儀をして去って行った彼女。よかった。

 

 

 

 


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