少し前に読み終えました。
先日感想を書いた後、読んだところからは、サンドバーグさんは結構はっきりした立ち位置を示しています。
女性の立場を具体的にわかりやすく示しているのです。
最近では周りの環境も整いつつあり、アメリカなどでは、非常に進んでいるという印象を受けていたのですが、この本を読む限り、あまり変わっていないのかもしれない、と思いました。著者のようなぬきんでた人が目立つだけで、大多数の女性はあまり前と変わっていない。
その状況を抜けてきたサンドバーグさんだからこそ、書けるという内容だと思いました。
ベティフリーダンやエリカジョングなど、何だか懐かしい。
表面上、制度上は整いつつある、その中で本質的な指摘をさらにしていくことは、かなりの勇気と分析が必要
それを他の人にわかりやすく提示するのは、もっと困難な作業だと思います。
とてもわかりやすく、現在の職場で巧妙にしかけられている??(根強く残っている)差別?を描いている。本当に拍手したいです。
後付けがやけに長いのですが、それを読むとこの本にかける著者の熱心さが伝わってきます。
関わった人々や意見を聞きに行った人々、様々な調査などなど、一冊の本を出すのにこれだけ時間とエネルギーをかけている。
さすが、グーグルの役員になっている人だ、と感心しました。
私もささやかな一歩を踏み出して、頑張ろうっと!
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