休業宣言が出されて2日目。人通りもまばらで仕事もホームオフィス。繁華街はどこもシャッターが降りていて閑散としている。家で過ごすのもいいかもしれない。日頃できない片付けや振り返りができるから。
人と距離を保つのは簡単なようで難しい。人里離れた所に住んでいれば別だが。外に出れば同じような境遇の人間がうろうろしている。かといって、立ち話をするわけでもなくすれ違ってもできるだけ顔を背けるように歩く人もいる。
公園で集まっている若いお母さんとちっちゃな子供達は楽しそうだけれど、いつも心配になるのは老婆心から。あの中の一人でもコロナにかかるとたちどころに大変な毎日となる。公園だと風が吹いているから大丈夫なのかな?家に帰ったら、忘れず手洗いをしてほしい。またまた老婆心から。
こんな毎日が長期にわたると、恐らく考え方も変わり行動も変わっていくだろうと思う。人とのコミュニケーションがあんなにも叫ばれていた中、今はそれをできるだけしないようにと自治体や政府が推奨する。コミュニケーション媒体はもっぱらバーチャルの世界が中心となってしまう。親しい友人とでさえ電話かビデオ通話。生顔で唾を飛ばしながら話すことはもうないのか。