７月８日
散髪に行った。してもらいながらテレビを横目で見ていると、何かクイズ形式の番組らしく、出演者はお笑いの芸人達のようだった。クイズそのものは例えばいろいろな物から江戸時代にあった物を当てるのがあって、それ自体はへえ、そうかと面白かったのだが、何しろ芸人たちの動作、表情、声が大げさで見ているだけで興が覚めた。終始彼らがギャアギャアとうるさいのには辟易した。
７月１０日
昨日一緒に食事した女性のＨさんに、近頃散歩しているが、朝から暑くて汗をかくと言ったら、帰ったらシャワーをするととても気持ちが良いですよと言われた。今朝さっそく実行すると確かに気持ちが良く、これから暑くなったら冷たいシャワーにでもしようかと思った。
７月１１日
民主党を除籍された小沢一郎氏が、新党を結成した。新党名は参議院選挙でのマニフェストの理念を貫いて「国民の生活が第一」となったようだ。国民の生活が第一というのは政党であれば当然考えるべきことだが、改めてこの党名を見ると、不謹慎かも知れないが何かしらおかしくて思わず笑ってしまった。この党名はどう略すのか、「国民生活」とでもいうのか、「第一」とでもいうのか、いずれマスコミが考えてくれるだろう。小沢氏はこれまで新党を作ったり壊したりで「壊し屋」の異名を奉られているが、この彼にとって４つ目の新党はどこへ行くのか。
７月１２日
上野動物園のパンダの赤ちゃんが死んだ、乳を気管に詰まらせて肺炎を起こしたらしい。短い命で哀れなことだ。このことについてインタネットで次のような記事を読んだ。
「中国のインターネット上には１１日、故意の殺害を疑うなど悪意に満ちた書き込があふれた。 ネット上には「小日本（日本人の蔑称）が殺したんだろう！」といった書き込みが目立っている。
中国のサイトにはニュースの感想を問う簡易アンケートがあるが、回答者の８割以上が「憤怒」を選択した。
尖閣諸島（中国名・釣魚島）の購入計画を進める東京都の石原慎太郎知事が、赤ちゃんパンダの名前について、「尖尖」「閣閣」と語ったことで中国国民の間ではパンダと領土問題が同時に論じられている。、
「日本の不正な政治手段が国の宝にも波及した。全く手段を選ばない」など、政治的判断で殺害したとの“暴論”に発展。
「小日本を殺せ」という報復論にまでエスカレートしている。」
日本でもそうだが、ネット族の中には非常に程度が低いものがあって、あるチャンネルの書き込みを見ると、汚いことばが溢れている。この中国のネット族の程度、民度の低さはどう言えばいいのだろうか。呆れるのを通り越して哀れになるくらいだ、この大きな国にこんな民度の低い連中溢れているとまでは思えないが、中国では政府の統制に反発してネット族の勢いが増していると聞く。将来もしこんな程度の低い連中が国の趨勢を左右するようになれば恐ろしい。
このような暴論に対抗して日本のネット族が輪をかけて差別語を交えながら好き勝手なことを言うことがないようにと思う。彼らと同じレベルに落ちてしまわないように、程度の低いものに挑発されても日本のほうが「大国人」らしいことを示してほしい。
７月１４日
昨夜、Ｈｇ君の家に熊本から取り寄せた馬刺しを持っていき、Ｈｒ君も加わって食べた。例によってＨｇ夫人がいろいろな総菜を取り揃えてくれて、私としては久しぶりにまともな食事の夕食になった。
馬刺しはもちろん生食だが甘味もあってなかなかうまい。 問題になった牛の生刺しレバーと違って中毒の心配はないようだ。生刺しレバーは死者も出たので今月１日から販売停止になった。私はレバー刺しを食べたことがないのでどんなものか想像がつかないのだが、愛好者は多いようで、販売停止の前夜は小料理店や居酒屋は大賑わいだったそうだ。新聞も紙面を大きく割いて報道し、生刺しレバーくらいで大新聞がこの騒ぎは何だとばかばかしく思ったものだ、
客の中には自己責任で食べればいいじゃないかと息巻く向きもあったらしいが、千葉県では県内の７０代の男性が販売停止直前の先月末に食べて病原性大腸菌Ｏ１５７に感染して、13日に死亡したそうだ。 好きなものを食べて死ねば本望だろうと言う者もいるかも知れないが、やはり危うきには近づかない方がいい。
７月１５日
暑い。今日は好い天気だったが、それだけに暑く、一時は３０度を超す真夏日になった。午後７時を過ぎても体は汗ばみ気持ちが悪い。京都の祇園祭の宵山が昨日から始まっている。１７日はメインイベントの山鉾巡行がある。祇園祭と言うと大変な人出と暑さだ。たとえ脚の具合が悪くなくても、人混みが苦手な私は見に行く気が起こらない。
梅雨はいつごろ明けるのか 。Ｈｒ君は天神祭の頃だと言う。天神祭は７月25日だからまだ10日くらいはある。梅雨が明けたら明けたで、猛暑の夏が来る。今からもう秋の風が恋しい。
