私の住む宝塚市と隣の伊丹市で、14日投票の市長選挙が公示されました。この2つの市長選がマスコミにちょっと取り上げられているのは、双方の市長候補者に日本維新の会の新人が名乗りを上げているからです。兵庫県の市長の座を維新の会が狙うのは初めてのことです。
伊丹市では、公認候補の集会で維新の会の浅田政調会長(大阪府議会議長)が、同党の「大阪都構想」で宝塚や伊丹が属する兵庫県東部の阪神地区や神戸市まで「大阪都」の特別区にする考えを示し、「東京に対決する強烈な自治体ができる」と述べました。これに対してツイッターなどインタネットで兵庫県民から強い反発の声が上がっています。
橋下維新の会共同代表は「関西広域連合の首長をいかに維新の会のメンバーにしていくかが重要」と言い、7月の兵庫県知事選や10月の神戸市長選に候補者を擁立する方針のようで野心満々です. 橋下氏は宝塚市長選について「社民と労組が必死になっている」と例によって公務員攻撃をしていますが、今の市長(女性)は前、前前市長が続けて汚職で辞職した後を受けて今日まで地道にその職を推進してきましたので、わたしは支持しています。ましてやこの選挙が維新の会の「大阪都構想」に位置付けられていることには強く反発します。大阪のことは大阪でやっていけばいいのです。