中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

徒然雑記

2012-08-25 07:41:06 | 身辺雑記

8月21日

 このところの暑さに我が家のミーシャも参っているのか、最近はクーラーのある部屋にいる私のそばで眠っていることが多い。ぐっすり眠っているように見えるが、ときどき「ミーシャ」と呼ぶと、驚いたように「ナオン」というような声を出して首を上げ、こちらを見る。そしてまた眠ってしまう。その「ナオン」がいかにも「なに?」というように聞こえるのがおかしい。

 

 東日本大震災で被害を受けた福島県いわき市で「全国高等学校フラ競技大会フラガールズ甲子園」が開かれ、全国15の高校から102人が出場し、フラとタヒチアンダンスを競った。近頃は「○○甲子園」と称して、高校の文化部活動の全国大会があるが、いいことだと思う。「甲子園」は野球に限ったものではなく、文化部の活動もおおいにすることはいい。高校では、もちろん勉強することが第一だが、人生に二度とない、この貴重な青春の一時期に熱中できるものを持つことも大切だ。 

8月23日

 高校野球は大阪代表の大阪桐蔭高校が、青森代表の光星学院を3-0で破って優勝した。下世話では東北勢に一度優勝旗をという声もあったようだが、最近は「野球留学」というのが増えて、全国各地の中学校から選手を集める私学校が多いそうだ。大阪桐蔭も中学時代に全国大会で活躍した選手が集まっているそうだし、光星学院も全国から選手を集め、大阪出身者も多いらしい。これでは各県の代表と言うよりも「野球留学」校の対決のようなもので、公立高校は歯が立たないはずだ。 

8月24日

 橋下大阪市長が、文楽協会への補助金3900万円の予算執行を凍結した。協会側が橋下氏が求めていた技芸員との公開面談を断ってきたからだ。橋下氏は「税金を投入するには公開での議論が必要」としているが、あの口達者に持論をまくしたてる彼に、そういうことに不慣れな技芸員(演者)が対抗できるとは思えない。公開の場で持論の「正しさ」を見せて屈服させることが狙いなのだろう。2度しか文楽を見たことがないのに恥ずかしげもなく的外れな考えを述べて、識者からの顰蹙や失笑を買ったこの市長の独善的な強引さにはことばもない。彼は確かに人並みに耳を持っているが、それは自分の意に反する声には一切傾けない耳だろう。 

 

 昨日から今日にかけて「地蔵盆」が行われた。全国的な風習だが、京都など近畿地方で特に盛んだ。「地蔵盆は一般には寺院に祀られている地蔵菩薩を対象とした祭りではなく、道祖神信仰と結びついた路傍あるいは街角(辻)の地蔵が対象となっている」(Wikipedia)。

 次男は、今年は地域で地蔵盆の係をしてなかなか忙しかったらしい。昨夜は街角の地蔵堂に菓子などの供えをし、子ども達はそのお供えを分けてもらうのを楽しみに、今日は朝早く4時ごろにはぞろぞろと集まるらしく、次男は今朝は2時起きだと言っていた。私も中学生の頃、町の広場に臨時に設けられたお地蔵さんの前に茣蓙を敷いて近所の子どもたちと一緒に徹夜するのが楽しみだった。

 

 

 祈る幼女が可愛い。

 

 

 

 帰りの暗い道で虫がすだく声が聞こえた。中にはかすかにスズムシの声もあったが、これはどこかの家で飼っているものではないか。秋が近いことを感じさせた。

 

 

 


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1 コメント

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懐かしい (yama)
2012-08-26 07:11:45
小さい頃、地蔵盆になると従弟の家に泊まりにいっていた。
楽しかったが、地蔵盆が終わると夏も終わり、学校も始まるということで、ちょっと寂しい気分になりました。
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