中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

維新の会の大阪市議の思い上がり

2013-03-10 07:53:11 | 身辺雑記

 大阪維新の会の丹野壮治・大阪市議(40)が、自身のブログで、自民党市議を中傷する書き込みをしていました。(YOMIURI ONLINE) 

 大阪市議会では大阪維新の会代表の橋下徹市長が市議会に提案した市営地下鉄・バスの民営化条例案を審議することになっていますが、これに関して丹野市議は6日付のブログで、「(自民党に)残っているのは公共事業を食い物にしている政治家」「阿倍野再開発(事業)などで吸った美味しい汁を今でも忘れられないアリンコ達」「自分の生活しか憂えていない時点で、『お前はもう死んでいる!』って感じ」などと書き込んだそうです。当然自民党市議団は「失礼極まりない」として、「謝罪がなければ、審議には応じない」と態度を硬化させました。この条例案の可決には市議の3分の2(58人)以上の賛成が必要で、維新(33人)は公明(19人)、自民(17人)などの各会派に協力を求めていて、維新市議団は丹野市議から事実確認して対応を決めるとし、橋下市長は「あまりにも議員としての立場をわきまえてない」と批判しました。丹野市議は書き込みを削除し、ブログ上で謝罪したようです。さらに自民党市議団も訪れて謝罪しました。 

 丹野市議は2011年4月の統一地方選で公募による公認候補として初当選しましたが、ブログの文言の幼稚さと軽さはどうしようもありません。こんな程度の人物が市議として存在しているのかと呆れもします。彼が市議になって以来の大阪維新の会は議会で多数を占め、これまでいくつかの条例は皆通してきました。そこから「そこどけ、そこどけ維新が通る」という思い上がりが生じたのだと思います。 

 この市議を橋下維新の会代表は批判していますが、橋下氏こそかつて自身のツイッターで、自分を批判した学者や週刊誌を口をきわめて罵倒してきました。その品性のなさと育ちの悪さを露呈した物言いは、それこそ「あまりにも市長としての立場をわきまえてない」低劣なものでした。親分がそうですから手下どももそれに倣うのは当然でしょう。前にも橋下氏が公募した大阪区長の1人が区民をバカ扱いしたツイートをして問題になったことがありましたが、大阪維新の会は真剣に我が身を顧みることをしないと、これからも問題言動を起こす者が身内から出ると思います。

 これについて橋下市長は「僕も議場で(自民などに)ワーっと言うが、向こうからの非難の度合いに応じてやる。(問題にならない)ギリギリのラインでやるには技術がいる。丹野議員にはまだ早い」と改めて批判したようですが、相も変らぬ「オレは、オレは」のうぬぼれぶりです。よほど自分が優秀な人間と思っているのでしょう。

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-03-11 00:11:12
橋下徹さんは、間違えて全く関係のない朝日出版さんの悪口を書きこんでいたこともありました。

それに、橋下さんは知事時代に教育委員会のことを「 あのくそ 」などと、発言していました。
返信する