そろそろ見頃になったと思って、近隣にある中山寺という安産祈願の観音を祀る寺にある梅林に出かけた。最寄りの私鉄で3駅のところにある。
行ってみると、きれいに満開になっている木もあるが、まだ蕾が膨らみかけているものや、固いものもある。おそらくどの木も満開になるのは来週以降だろう。そうすると桜と重なるかも知れない。
桜は暖かい陽光を浴びて、いかにも春の盛りを思わせるもので、心が浮き立つものだが、梅はまだ寒いうちに花を開き始めて馥郁とした香りをあたりに漂わせるのが気品があってとてもいい。私はどちらかと言うと梅が好きだが、とくに白梅が好きだ。
赤いの白いの、その中間もあって飽きませんね。
桜とはまた違った趣があるような気がします。