犬と人のいる文学誌 2009年05月14日 | Book 中公新書の「犬と人のいる文学誌」です。 「人類最初の家畜である犬は、人間が追いかけて捕まえたのではなく、あるとき犬のほうから近づいてきたのだという。それから二万年、今では犬は人の生活に欠くことのできないものになった。犬と出会い、こんなにも愛着を持つものかととまどいながら暮らし、しかし犬は光速で年老い、先に死んでいく。本書は夏目漱石や江國香織などさまざまな文学作品に現れる犬の姿を通して、人と犬のかかわり合いを味わうものである。」とのことです。