T.R.Y. 北京詐劇 2009年11月18日 | Book 角川文庫の「T.R.Y. 北京詐劇」です。 「1915年、辛亥革命から4年。革命政権は崩壊、軍閥は政敵を次次に暗殺し、政権を強奪した。ヨーロッパでは世界大戦が勃発、列強は中国を巡り蠢いていた。そのころ、天才詐欺師・伊沢修は、袁世凱に極上の中国料理を給仕していた。料理の褒美として、伊沢が中華民国大総統に願い出たのは、ある遺跡を発掘することだった―。上海、北京、徳島。稀代の陰謀家を権力の座から引きずり下ろす、世紀のペテンの幕がいま、切って落とされた。」とのことです。