明日のことは知らず 2012年09月05日 | Book 文藝春秋の「明日のことは知らず」です。 「大人気の「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ11巻目。伊三次・お文夫婦にまつわる人間関係がますます深く描かれ、息子の伊与太、弟子の九兵衛など次世代にもスポットが当たります。起こる事件は、憧れの若旦那の犯罪を隠してしまう女中や、仕えていた藩が改易になった武士の困窮など、時代は江戸でも、人の心は現代と同じと思わせるものばかり。人間的に円熟した伊三次とお文が、私たちに人情の機微を教えてくれます。」とのことです。