海も暮れきる 2014年12月26日 | Book 講談社文庫の「海も暮れきる」です。 「「咳をしてもひとり」「いれものがない両手でうける」―自由律の作風で知られる漂泊の俳人・尾崎放哉は帝大を卒業し一流会社の要職にあったが、酒に溺れ職を辞し、美しい妻にも別れを告げ流浪の歳月を重ねた。最晩年、小豆島の土を踏んだ放哉が、ついに死を迎えるまでの激しく揺れる八ヶ月の日々を鮮烈に描く。」とのことです。