集英社新書の「定年不調 」です。
「「定年不調」とは仕事中心に生きてきた五〇代~六〇代の男性にみられる心身の不調を指す。定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化に対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。」とのことです。