サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《コセリバオウレン》(小芹葉黄連)が見頃に -房総のむらにて-

2019年02月18日 | 動植物
2月17日の「リバーサイドマラソン」の後、「房総のむら」を散策した時に《コセリバオウレン》を観に行きました。囲いと立て札が無ければ気が付かない様な小さな花です。《コセリバオウレン》はキンポウゲ科・オウレン属で多年草の山野草です。派手さはありませんが、葉がセリに似ていて清楚で可憐な花でした。また、同じ株に雌花・雄花・両性花がある不思議な花です。根は黄色で薬草になります。「房総のむら」では染料の原料として植栽しているそうです。千葉県では丘陵部に自生しています。

この日の梅林の梅はまだ殆ど蕾でした。「風土記の丘資料館」への途中の林の中に不思議な木があり、立て札に木の癒合(ゆごう)  樹木は、隣り合って生えていたりすると、種類に関係なく、くっついてしまいます。ここではコナラ(右)とスギ(左)が癒合しています>と書かれていました。また、「旧御子神家住宅」(国重要文化財)に桐の木があり、果実の殻がたくさん付いていました。果実は全て弾けて種は付いていませんでした。

別の日ですが、自然観察会のボランティアの方に「リンゴツバキ」の果実の殻を頂きました。その大きさにビックリしました。千葉市の一部では街路樹に使われているそうです。リンゴの様な真っ赤な果実(直径が5cm以上)が生るとの事です。果実は大きいのですが、果皮が厚い(2cm位)ので、種は余り大きくないそうです。比較の為に近くの公園にあった「サザンカ」(ツバキ科)の果実の殻を並べてみました。今年は我家の「サザンカ」は果実が生りませんでした。

雄花 / 両性花(雌花はありませんでした) / 葉がセリに似ています


梅林の梅 / 木の癒合 / 桐の果実の殻


「サザンカ」の果実の殻の裏・表・下は種 / 「リンゴツバキ」の果実の殻の表
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