熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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NHK能楽鑑賞会

2011-02-04 20:57:00 | 演奏会
 日本の暦では節分、中国では春節の昨日は本当に暖かい日でした。確定申告の先取りで鎌倉の早春を歩くミニトリップをしてきました。初日は、横浜中華街の散策と能楽鑑賞です。春節といえば彩青(さいちん)ですよね。初めての彩青なので勝手が良く分かりません。獅子舞の写真を撮るときは、爆竹が鳴る方に向かって行けばいいのでしょう。そんなスタンスですから、人込みの中に分け入って撮ることはしませんでした。

 獅子舞が舞う前触れとして爆竹が鳴ります。
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日本の門付けといったところです。こちらは白。
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こちらは紅。
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雰囲気は伝わったでしょうか。2月17日までいろいろな催しがありますので、興味のある方はお出掛け下さい。
あまり彩青に夢中になっていると、能楽鑑賞に間に合いません。適当に切り上げ、横浜能楽堂へ。

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この能楽堂の本舞台は旧加賀藩主・前田斉泰邸内に建てられた舞台を復元したものだそうです。現存では、関東地方で最も古い能舞台で「鏡板」は通常の松の他に笹竹、、白梅も描かれています。お目出度い松・竹・梅に掛けたのと、加賀藩の家紋が剣梅鉢だったので梅を加えたという説もあるようです。
 能舞台の写真を横浜能楽堂のHPよりお借りしました。
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 昨日の演目は狂言が「鶏聟」能が「安宅」でした。放送は2月27日(日)午後3時~5時教育TVです。観世流家元が親子で演じる「安宅」は歌舞伎でも有名な「安宅関」の物語、「鶏聟」は婿入りの挨拶に嫁の実家に行く狂言です。
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放送前なので後はオンエアでお楽しみ下さい。
能楽鑑賞会は初めてでしたが、開演15分前に着いて頂いた席は、正面席の1階9列11・12の良席でした。ちょっと驚いたのはTVカメラも黒子になっていたことです。観客の皆さんも落ち着いた年配の皆さんばかりで、普段行く「歌謡コンサート」や「BSにっぽんの歌」とは大分趣が違います。能といえば地謡も良いですが、鼓と横笛が良いですよね。空気が乾いていることも影響しているのでしょうか、鼓の音が冴え渡っています。
今夜はこの辺で失礼します。


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