今日のラジオ深夜便「にっぽんの歌こころの歌」は今年お亡くなりになった方の追悼特集でした。
トップバッターは我がふるさと秩父の兄貴 冠二郎(享年79歳)
曲は「旅の終わりに」
続いて小金沢 昇ニ 有難う感謝!(65歳)
以降は
中曽根美樹 川は流れる (80歳 )
佐川 光男 今は幸せかい (84歳)
門倉有希 ノラ (50歳)
園まり 遭いたくて遭いたくて (80歳)
作曲家 湯浅丈二 耳を澄ましてごらん (94歳)
高石ともや 受験生ブルース 82歳
敏伊東とハッピー&ブルー 私祈ってます (84歳)
火野正平 メロディー (75歳)
中山美穂 色ホワイトブレンド (54歳)
何故か西田敏行さんが入っていませんでしたので「もしもピアノが・・・」が
聴けませんでした(残 念)
12/31追記
「旅の終わりに」はテレビ映画海峡物語の中の挿入歌です。作詞は立原岬(五木寛之さんのペンネーム)、五木さんが「わが人生の歌語り」第55回(2009年10月放送)の中で冠さんが歌うことになったエピソードを披露していましたので、紹介させていただきます。
このドラマの中で「旅の終わりに」をまだ売れていなかった冠さんに陰唄(かげうた)で、歌ってもらったのだそうです。ドラマのタイトルにも冠さんの名前は出なかった程売れていなかったようです。 このドラマの挿入歌は3社の競作になったのですが、五木さんは陰唄を歌ってくれた冠さんを指名して、是非冠さんに歌って欲しいとレコード会社に注文をつけたと仰っていました。陰でドラマを支えてくれたお礼と仰っていましたが.良い話ですよね。
もう一つこんな話を会社の先輩から聞いたことがあります。
先輩がバレーボールの実業団大会で九州に遠征して、場末のキャバレーで飲んでいたら、たまたま冠さんが出演していたのだそうです。秩父高校の同級生で学校時代から冠さんを良く知っている先輩は、「堀口ー!」と本名で声を掛けたところ、冠さんはビックリして唄えなくなってしまったとか。その後は意気投合して九州の夜を楽しんだそうです。