12/1(土)は大学時代の同窓会兼忘年会でした。御年93歳の恩師も横浜から駆けつけてくれて、総勢15名で大いに盛り上がりました。この会は毎年12月の第一土曜日の開催と決めて、50回になろうとしています。
恩師を除いて全員70代ですので、中には体調がすぐれない方もいらっしゃいます。小生より四歳年上の方は、数年前に膀胱がんの手術をされましたので、何気なく「手術から何年経ったんでしたっけ」と訊くと「3年経ったんだよ、でも再発が分かって来週また入院だよ」とのお答えでした。訊かなければよかったと思いました。でも先輩は一冊の本を取り出して、今この本を読んでいるんだと云って、別の話題にされてしまいました。
その本は岸本葉子著「生と死をめぐる断想」、小生も早速図書館から借りて、昨日から読み始めました。
冒頭に市川團十郎の辞世の句「色は空 空は色との 時なき世へ」*が紹介されて、般若心経の一節「色即是空、空即是色」の説明がされています。
小生も終焉が差し迫っている訳ではありませんが、小池真理子さんの本を良く読むようになりました。「沈黙の人」「死の島」同年代の主人公の生き様(?)に共感させられます。
ここで話が脱線します。12/3(月)の「恋するクラッシック」の司会者小倉智昭
氏も膀胱がんで、放送されたこの日に全摘手術を受けたとのこと。幸い手術は成功したとのことですが、この方も同年代です。番組を観た目的は川井郁子さんだったのですが。
http://www.bs4.jp/koisuruclassic/onair/28.html
まだ彼女のヴァイオリンに惑わされているようでは、修業が足りないのかもしれません(笑)
拙いブログにお褒めをいただき汗顔の至りです。
これからもよろしくお願いします。