定年後良く行動を共にしている3人組で中津峡の紅葉と埼玉のネットランキングで常にトップになっている蕎麦屋さんを訪ねるドライブをしてきました。我家を7:30に出発、お二人をピックアップして中津峡にむかいました。途中、ミューズパークに立ち寄り銀杏並木の黄葉を見ましたが残念ながら既にピークを過ぎていました。
ミューズパークから中津峡までは運転手をTさんに交代して小生はナビゲーターに、去年も同じ日に訪ねた「金蔵落としの紅葉」の所を車の中から確認すると茶色の紅葉となっていました。やはり今年の暑さで色づきは期待出来ないようです。大滝トンネルの大工事が行われているせいか結構ダンプカーが多い気がします。 懐かしい大滝の温泉の前を通り、小生が通っていた大滝中学校、小学校(共に廃校)の前を通って、ループ橋を渡ると滝沢ダムです。少し水が少ないようですね。ここで140号から分かれて中津峡に入って行きます。
この奥には日窒鉱山があって最盛期には亜鉛や磁鉄鉱などを採掘していました。よく日窒鉱山とかけて何と解くという謎かけをしました。
答えは破れた褌と解くです。オチがお分かりになります?そうです。時々金が出るです。かの平賀源内も金鉱探しに二度この地に滞在し、今でもその跡は源内居と呼ばれて幸島家の敷地内にあります。幸島家が出ましたので大滝では有名な話を二つ紹介します。一つ目は昔徴兵検査で日本で一番偉い方は誰だと問われ、「天皇陛下であります」次に偉い方は誰だと問われたのに
「幸島天皇」ですと答えたとか。二つ目、小学校の先生が牛の絵を見せて皆さんこの動物を見たことがありますかと尋ねると
「ハイ!幸島さんの家の缶詰で見ました」と答えたとか。それだけ有名なお大尽だったようですね。
そんなバカ話しをしているうちに、土砂崩れの工事現場を過ぎこまどり荘までやってきました。
ここも紅葉の時期はもう過ぎているようで葉っぱの色も茶色です。この地域は「彩の国ふれあいの森」と呼ばれています。篤志家の
寄付した山林で本田静六博士も関係しているとのことですが、小生にはよくわかりませんので詳しくはお知りになりたい方は
森林科学館へどうぞ。
こまどり荘の中にハンモックが吊ってありましたのでチョット乗せて頂きました。
上を見ると半円形に切り取られた真っ青な空と色づいた山が見えます。星空を眺めたら素敵でしょうね。
折角ですから周辺を少し歩いて川の流れを見ると清流には魚の影も見えました。
コテージもありますので、夏の暑い日に避暑気分で訪れるのも良いですね。
そろそろ出発しないと人気の蕎麦屋さんが売り切れ仕舞いになってしまいますので、この辺で切り上げることにしました。
続きは荒川の「そば福」さんですが今日はここまでにします。