熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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芭蕉の足跡を訪ねて(鶴岡市ほとりあ)

2014-06-12 05:01:23 | 憲ちゃんとの旅
 ここからは奥のほそみちから少し寄り道をします。

 車を走らせていると、右手に鳥海山、左手に月山が見えてきました。鳥海山には雪形の「種まき爺さん」が現れています。
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 当時は映画おくりびとのロケ地をメインに訪ねたため、鶴岡方面に来たのは高館山周辺だけでした。もちろん「ほとりあ」もまだ出来ていませんでした。

 いよいよ、鶴岡の「ほとりあ」にやって来ました。
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 自然写真家の斎藤さんがお待ちかねです。簡単に同行の憲ちゃんを紹介してお蕎麦屋さんに向かいます。
「寝覚屋半兵エ」という変わった名前のお蕎麦屋さんです。駐車場には車がいっぱい止まっていて、中には春日部ナンバーの車もありました。
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 お店の写真はあるのですが、肝心のお蕎麦の写真がありません。どうやら食べるのに夢中になって忘れたようです。いただいたのはお蕎麦と麦切り(細めのうどんです)の合い盛りです。
 
 食事後、斎藤さんの案内で高館山を散策しました。最初に出会ったのはベニシジミです。
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 止まっているこの花、良く見かける花ですが名前が分かりません。すかさず斎藤さんがハルジオンですよと教えてくれます。

 小生はこちらに来てもノルディックウォークです。
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 マイナスイオンたっぷりの散策です。
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 山の地図のコメントも書いている斎藤さんには、古い石塔も気になるようです。
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 次に斎藤さんが見つけたのはアカスジキンカメムシの幼虫。
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 5齢幼虫だそうですが、これがあの嫌な臭いを発するカメムシの幼虫とは、なかなか想像できません。散策も終盤になった頃、大きなブナの木がありました。良く見ると上部から濃い線が見えます。樹幹流と呼ぶそうです。
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 ブナは水を集めるのが上手な樹木。枝葉が受け止めた雨水を、効率よく根まで運ぶために、幹に水の通り道を作っているのだそうです。ブナを漢字で書くと「橅」木へんに無しですが、こんなに水源を守る役割を果たしているのに、ちょっと可哀そうですね。

 約2時間の散策を終えて「ほとりあ」に戻って来ました。斎藤さんの解説付きで写真を鑑賞、森のいのちをみつめて「きみとぼくとのセンス・オブ・ワンダー」が良いですね。Wikの力をお借りすると「一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である」
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 また機会があればリピーターになりたいと思います。時間が早ければこれから藤沢周平記念館に足を伸ばそうとしましたが、明日に伸ばしてホテルに向かいました。今夜の宿は鶴岡駅前のホテルルートイン鶴岡駅前です。

 次回は奥のほそみちに戻って出羽三山(羽黒山)です。


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