熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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高山祭り総曳き揃えと白川郷

2017-05-14 11:59:38 | 旅行
 大型連休は高速道路もサービスエリアも大渋滞になるので遠出はしないことに決めているのですが、その時でないとやっていない催し物には悩みますね。そういう催し物の一つが「高山祭り総曳き揃え」でした。秩父夜祭などと一緒に「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念して、春・秋の屋台が一堂に会するというものです。小生はまつり会館の屋台しか見たことが無かったので、是非とも行ってみたいと思い2月に早々とホテルを予約しました。
 あまり渋滞に遭わないように行くのはどのルートが一番か検討した結果、本庄児玉IC→東部湯の丸IC→三才山トンネル→安房トンネル→ホテルアソシア高山リゾートという結果になりました。
4/29(土)5:00熊谷発→5:40本庄児玉IC→6:51東部湯の丸IC→10:00ホテル着という結果で渋滞は一度も経験しませんでした。
 ホテルに着くと、10:00発 高山駅行きのシャトルバスが出発するところでした。慌ててバスに乗り込み10分で高山駅着。
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 身支度を整えてからくりが行われる高山陣屋に向かいます。陣屋の近くには春祭りの屋台が飾り置きされていました。

 順不同ですが一部を紹介します。こちらが大国台。
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 麒麟台
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 恵比寿台
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 五台山
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 飾り置きの屋台を見物しながら、陣屋に着くと4台の屋台が順番にからくりを演じています。向かって左から三番叟、石橋台、龍神台、布袋台です。
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 午後からの天候悪化を懸念してスケジュールを繰り上げて演じています。

 ちょうど龍神台と石橋台のからくりに間に合いました。
初めて見ましたが見事ですね。
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 午後からは屋台庫に行けば、見られなかったからくりを見られるそうなので、取り敢えず昼食休憩、また街中をブラブラして昼食。

 見逃した三番叟は屋台庫で見せていただきました。早変わりのところが素晴らしい。
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春・秋の屋台曳回しは18:00からなのですが空模様が心配な状況になりました。
 雨宿りが出来る場所を見ようということで高山陣屋を見学。

 高山陣屋は江戸時代のお役所なのだそうです。
元禄5年徳川幕府は飛騨を幕府直轄領としたので、代官・郡代が江戸から派遣されここで政務を行ったのだそうです。
写真撮影可でしたので、一部をアップします。

 先ずは玄関之間、10万石格を示す2間半の大床です。
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 御居間は平成27年の将棋名人戦対局の間でもあります。
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 その時にはこちらの掛け軸が掛けられていました。
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羽生名人と行方八段の名人戦、この局は行方八段の勝ちだったんですね。
 見事な庭も名人戦の空気を和ませたかもしれません。
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 ここはお白州です。
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 恐ろしい自白させる責台もあります。

昔の5月人形も飾られていました。
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 高山陣屋を出て宮川朝市の近くに行くと、提灯を吊るした屋台が中橋の上にあり、そろそろ曳廻しの準備です。
 
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 こちらも早めの夕食を細江屋さんでいただきました。
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 煮売りやさんが創業したお店だそうです。宮部みゆきの「おまえさん」のお徳が出てきそうな感じですね。
 高山といえばやっぱり飛騨牛朴葉味噌定食ですね。
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 これも美味しかったけど突き出しの煮物も美味しかった。
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 鍜治橋近くの曳航コースに陣取りました。

 屋台御巡幸の先頭は獅子舞と神楽台です。
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獅子舞はこれから行く道を清めて舞うのだそうですが、舞っている時間が結構長いですね。

いよいよ灯りを点けた先頭の龍神台がやってきました。
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秩父夜祭の屋台と比べると少し雰囲気が違う気がします。高山祭りの提灯は電気なので灯りのゆらめきが微妙に違います。秩父夜祭はぼんぼりでろうそくです。
 
 続いてやってきたのは鳳凰台です。
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 まだ続々と続きますが、朝10:00から見物していたので流石にくたびれました。

 高山駅発19:15のシャトルバスで宿泊先のホテルアソシア高山リゾートに戻り、お風呂に入ってテレビも見ずに熟睡です。
 この続きは後程アップします。


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