飛鳥から1時間弱で長谷寺にやってきました。このお寺も見事なお寺ですね。
大型連休には牡丹祭りで大混雑するとのことですが、この時期はまだ空いていました。
長谷寺の牡丹にはこんな話が残っています。
唐の僖宗皇帝の第四の妃・馬頭夫人はその優しさゆえ皇帝から深い寵愛を受けたが、それを妬む他の妃からは、馬のような鼻を笑いの種にされていた。彼女は霊験あらたかな長谷観音の存在を聞き、長谷寺に向かって毎日祈りを捧げ、念願かなって絶世の美女となった。そのお礼として長谷寺に献納したのが十種の宝物のほかに数株の牡丹だったといわれる。以来、境内では、牡丹が大切に植え継がれ、「牡丹寺」の別称が生まれた。
以上、五木寛之「百寺巡礼」より引用
登廊の両脇に蕾を膨らませた牡丹が植え込まれています。
この時はまだ蕾でしたが、5月1日現在五分咲きだそうです。
本堂まで上がってくると御本尊大観音特別拝観の立て札がありました。
普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入る事ができ、10mを超える大きな観音さまのお御足(おみあし)に直接触れてお参り出来ます。
西国札所中興の祖、花山法皇一千年御遠忌記念事業の一環として始まり、現在は春と秋の年2回開催しております。
ということで入山料¥500の他に¥1,000円で(入山料込みだと¥1,300円)特別拝観が出来るそうです。
小生は遠くからお参りさせていただきました。
本堂から降りてくるとさすがに花のお寺の総本山といわれるだけに見事な桜も満開でした。
見上げると五重塔も。
詳細は割愛あしますが、わらしべ長者の舞台もこの長谷寺だそうです。
1時間ほどお参りをして門前で焼いた草餅をいただき、いよいよ室生寺に向かいます。
初日に大野寺から来た道を戻り、大野寺の手前を左折し室生川に沿って上流に遡ると室生寺です。今日はその近くの民宿「むろう」さんに泊まりです。30分ほどで到着、駐車場に車を停めると習志野ナンバーの車が停まっていました。
「むろう」さんの夕食は小生より4歳年上の国語の先生ご夫妻と同じテーブルでした。
ご夫妻は熊本からお出でになったそうです。
熊本といえば昨年の4月14日が最初の地震でしたから、ちょうど1年になるので当然その話題になりました。
先生のお宅は被害が無かったようですが、小生の息子はたまたま仕事で熊本のホテルに滞在していました。14日の地震の時にメールが来て熊本にいるというので、上司と相談して撤退してくるように話したのですが、もう少し頑張るということで16日の本震に遭遇。命の危険を感じて、熊本から撤退したのですが、鉄道も空港も止まってしまい、タクシーで何とか福岡空港まで送ってもらってやっとのことで脱出しました。
地震の話はそのくらいで九州のお勧めのスポットの話になりました。
流石に国語の先生のお勧めのトップは「長崎市遠藤周作文学館」でした。その次はやはり屋久島の縄文杉だそうです。
小生も南九州は一度行ったのですが、長崎・熊本方面にはまだ行っていないので、縄文杉と文学館と平戸をセットにして足の達者なうちに回りたいと思います。
さて、明日は最終日の室生寺です。
大型連休には牡丹祭りで大混雑するとのことですが、この時期はまだ空いていました。
長谷寺の牡丹にはこんな話が残っています。
唐の僖宗皇帝の第四の妃・馬頭夫人はその優しさゆえ皇帝から深い寵愛を受けたが、それを妬む他の妃からは、馬のような鼻を笑いの種にされていた。彼女は霊験あらたかな長谷観音の存在を聞き、長谷寺に向かって毎日祈りを捧げ、念願かなって絶世の美女となった。そのお礼として長谷寺に献納したのが十種の宝物のほかに数株の牡丹だったといわれる。以来、境内では、牡丹が大切に植え継がれ、「牡丹寺」の別称が生まれた。
以上、五木寛之「百寺巡礼」より引用
登廊の両脇に蕾を膨らませた牡丹が植え込まれています。
この時はまだ蕾でしたが、5月1日現在五分咲きだそうです。
本堂まで上がってくると御本尊大観音特別拝観の立て札がありました。
普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入る事ができ、10mを超える大きな観音さまのお御足(おみあし)に直接触れてお参り出来ます。
西国札所中興の祖、花山法皇一千年御遠忌記念事業の一環として始まり、現在は春と秋の年2回開催しております。
ということで入山料¥500の他に¥1,000円で(入山料込みだと¥1,300円)特別拝観が出来るそうです。
小生は遠くからお参りさせていただきました。
本堂から降りてくるとさすがに花のお寺の総本山といわれるだけに見事な桜も満開でした。
見上げると五重塔も。
詳細は割愛あしますが、わらしべ長者の舞台もこの長谷寺だそうです。
1時間ほどお参りをして門前で焼いた草餅をいただき、いよいよ室生寺に向かいます。
初日に大野寺から来た道を戻り、大野寺の手前を左折し室生川に沿って上流に遡ると室生寺です。今日はその近くの民宿「むろう」さんに泊まりです。30分ほどで到着、駐車場に車を停めると習志野ナンバーの車が停まっていました。
「むろう」さんの夕食は小生より4歳年上の国語の先生ご夫妻と同じテーブルでした。
ご夫妻は熊本からお出でになったそうです。
熊本といえば昨年の4月14日が最初の地震でしたから、ちょうど1年になるので当然その話題になりました。
先生のお宅は被害が無かったようですが、小生の息子はたまたま仕事で熊本のホテルに滞在していました。14日の地震の時にメールが来て熊本にいるというので、上司と相談して撤退してくるように話したのですが、もう少し頑張るということで16日の本震に遭遇。命の危険を感じて、熊本から撤退したのですが、鉄道も空港も止まってしまい、タクシーで何とか福岡空港まで送ってもらってやっとのことで脱出しました。
地震の話はそのくらいで九州のお勧めのスポットの話になりました。
流石に国語の先生のお勧めのトップは「長崎市遠藤周作文学館」でした。その次はやはり屋久島の縄文杉だそうです。
小生も南九州は一度行ったのですが、長崎・熊本方面にはまだ行っていないので、縄文杉と文学館と平戸をセットにして足の達者なうちに回りたいと思います。
さて、明日は最終日の室生寺です。