暖かい陽気に誘われ、昨日(24日)武蔵丘陵森林公園を歩いていてきました。
梅の開花状況を確認するのがメインでしたが、まだ少し早いですね。
でもお日様が出ていたので、福寿草はいい感じでした。足元に咲いているのを見つけた時にはもう春はすぐそこまで来ていると思ってしまいますね。
このくらいの咲き具合がお気に入りです。
記念塔の近くの松林に山茶花の木が植えてあります。その松の木に何か刺してあります。
良く見るとボトルのラベルにグリーンガードと書いてあります。松くい虫の被害から守るものなのか、「胃ろう」のように栄養分を注入しているのか分かりません。たまたま近くで作業している方に訊いてみると、やはり松くい虫の被害を防ぐ薬剤を注入しているとのこと。4年くらいは効果が持続するようです。
そんな話をしていて、松くい虫の被害にあった山梨県北杜市の「舞鶴松」を思い出しました。その松を見たのは三大桜のひとつ「山高神代桜」を見に行った時、地元の方が近くに凄い松があるから是非見て行くようにと勧めてくれたのでした。写真のような樹齢450年と伝えられる松でした。
この写真を撮ったのが2006年の4月です。圧倒されるような枝振りで見事な松でした。
案内板にはこのように説明されています。
その4年後、会社の友人が「山高神代桜」を見に行くというので、是非「舞鶴松」も見てくるように勧めました。行って来た彼が言うのに、「舞鶴松」は枯れて伐採されてしまって切り株しか見られなかったとのこと。2007年に松くい虫の被害が確認され、2009年3月に伐採、現在は樹齢100年の松が移植されたそうです。
松くい虫の被害は地球温暖化とも因果関係があるようですが、これも天の警鐘でしょうか?