昨日は予定した行き先が、時ならぬ春の大雪で、チェーン規制になってしまいました。一昨日、テレビのニュースで郡山の状況がライブ映像で流れました。かなり降っています。早速、滝桜のライブカメラにアクセスして見ると、レンズに雪が付着しているようで、良く見えません。わずかに真っ白な滝桜と、カメラマンが見えましたので、太平洋側がこれでは鶴ヶ城は推して知るべし、と天候の早い回復を祈っていました。
一夜明けて高速道路の規制状況をチェックすると、やはり磐梯熱海~会津若松はチェーン規制が掛かっていまいした。今さら冬タイヤに交換するのも手間なので、今回は中止にしました。
そこで、何処へ行こうかと思い先週届いた「週刊ヤマケイ」に奥武蔵・飯能自然遊歩道」の紹介記事が載っていたのを思い出しました。飯能といえば、亡くなった先輩のお宅にも暫くお邪魔していないなぁと思い、先輩宅に電話しました。先輩は定年退職後、間もなく他界されましたので、来年が13年忌になるそうです。先輩はさー坊が飯能時代の6年半、仕事と麻雀、お酒の飲み方を教えてもらった方です。奥さんとしばらく振りに電話でアポイントすると、昨日は大変な目に遭ったとのこと。雪の降る中、旅行会社のツアーで、さー坊が中止した鶴ヶ城に
行ってきたのだそうです。詳しい話はお目にかかってということで、熊谷を9:10スタート、一般道407経由で飯能のご自宅に10:30着、お線香をあげさせていただき、昨日のツアーの話になりました。
40人のツアーで鶴ヶ城と大内宿がメインになっていたそうです。飯能を6時発、数か所でお客さんをピックアップ
して、嵐山インターから高速、白河インター付近で雪、郡山に着くとかなり強い降りになり、磐越道は通行止め、バスは一般道に降りて、数珠つなぎ状態で猪苗代湖に到着、この時点で予定時間を2時間もオーバー。野菜中心のバイキングをいただき、何とか鶴ヶ城に着いたものの、同じような観光バスがいっぱいで駐車場は満車。近くで降りて雪と桜の鶴ヶ城を見学、大内宿はパスしようという話も出ましたが、折角だからという声に押されて、夕方6時頃に大内宿着、既に大方の土産物店は閉店していたとのこと。帰りがまた大変で飯能のご自宅に到着
したのが深夜の12時少し前だったそうです。日帰りツアーはもうこりごりだそうです。まぁこの時期に大雪が降るとは誰も思っていないので、しょうがないですね。
その奥さんが勧めてくれたコ-スは天覧山、多峯主山でした。新緑と躑躅が綺麗だから、是非行ってみればとのことでしたので、今回はこちらにコース変更しました。車を飯能市民会館付近の駐車場に止めて、お昼はしばらく振りに「櫟庵」さんへ。
新緑と飯能河原を見ながらのお蕎麦は絶品ですね。
腹ごしらえも終わりましたので、再び駐車場方面に戻り、能仁寺の脇から天覧山に登ります。ここはWikipediaに拠れば
>天覧山は、山麓にある能仁寺に愛宕権現を祀っていたので、もとは愛宕山と呼ばれた。それが時代を下り、徳川五代将軍綱吉の病気平癒のお礼に、生母桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納したので、羅漢山と呼ばれるようになった。それが1883年(明治16年)4月18日に、山麓で行なわれた近衛兵春季小演習を明治天皇がこの山頂から統監したことにより、天覧山と呼ばれるようになり[1]、行幸記念碑が建てられている。 標高は低いが頂上からの眺望はよく、飯能市街が一望できるのはもちろん、奥武蔵・奥多摩の山々のほか、遠く富士山を望むこともできる。史跡や文化財も点在し、春の桜、初夏のツツジ、秋の紅葉など一年を通じ見るものも多く、老若男女に親しまれている。 付近の飯能河原、多峰主山、宮沢湖、巾着田などとあわせたハイキングも楽しい。 飯能駅から登り口まで徒歩約20分、頂上まではそこから20~30分。
とあります。
中段には産業災害で亡くなられた方の慰霊碑も建てられていました。
早速十六羅漢の一部をご覧に入れましょう。
頂上に着くと素晴らしい眺望が待っています。
今日はここまでにして、多峯主山は次回気が向いた時にアップします。