風薫る五月晴れの中、去る5月19日(土)正午から、第30回を迎えた「関東畑野会総会」がジョン万次郎アトレヴィ信濃町店で開催され”110名”の方々が参加した。昭和58年に第一回総会を開催して以来、3代の会長を経て今日に至っている。第一部総会では、本間正已副会長の開会のことばに続き、今井茂雄会長の挨拶が行われた。佐渡市長に就任された甲斐元也様から、佐渡市政の今後について”農業を主体とした一次産業、並びに観光産業の振興”に向けた取り組みの紹介がなされた。新潟県議会議員佐藤久雄様、首都圏佐渡連合会会長摩尼義晴様、新潟県人会会長平 辰様から来賓あいさつが行われた。
第2部懇親会では、畑野商工会会長本間雅博様の乾杯のご発声に続き懇親会がスタートした。今井茂雄様による”大黒舞”に始まり、成田屋笑仙座長率いる笑仙座の皆さんによる”笑福おどり”が披露され、その芸達者な演舞に会場一同から賞賛の声が挙げられた。上横山(佐渡市両津)青年会・首都圏佐渡鬼太鼓保存会による”鬼太鼓”演舞では、福島県南相馬市から避難している、佐渡市両津吉井小の遠藤龍平さんの舞が披露され、万雷の拍手が贈られた。
佐渡こがね会、並びに朱鷺おけさ会の皆さまにより”佐渡民謡の唄と踊り”が紹介され、会場一杯を埋め尽くして、佐渡おけさの輪おどりが演じられた。
宴たけなわの中、8羽目の放鳥トキひな誕生の吉報が届き、おめでたムードが最高潮に達した。佐渡市役所畑野行政サービスセンター長羽生 靖様の万歳三唱の後、ピアノ伴奏に合わせて「ふるさと」を合唱し、相田義郎副会長の閉会のあいさつをもって次回の再会を約して、定刻15時45分に散会した。