去る8月30日(日)、原宿・表参道の新潟館・ネスパスにおいて第17回産業振興フォーラムを開催しました。最初に、佐渡市総合政策監 池町 円氏から、着任のごあいさつとこれからの佐渡の課題についてお話をいただき、講演に移りました。
今回の基調講演は、新穂のソーセージ製造・販売「へんじんもっこ」の社長 渡辺 省吾氏を迎え、「逆境の中に”快”を探せ」をテーマに、祖父、父そして自分へと3代にわたり続く「へんじんもっこ」の歴史をご紹介いただいきました。
中でもご自分のドイツ留学での辛く厳しい修業時代、更には帰国後も続いた苦悩の日々、そして2005年には本場ドイツのソーセージ見本市で総合優勝を果たし、それを機に各種メディアに取り上げられ『辛い時や苦しい時でも自分が楽しいことや好きなことを続けることで乗り越えることができる』という信念を持つに至った経緯をお話しいただきました。
第2部講演では、佐渡市総合政策課長 渡辺 竜吾氏から、行政・民間の枠を超え、チーム一体となった佐渡の営業活動の「チーム佐渡の取組みについて」ご紹介いただきました。
今回の講演は、総勢90人におよぶ参加者で、第3部の懇親会では、「へんじんもっこ」の生サラミの試食も行われ、こちらも大盛況でありました。