首都圏佐渡連合会主催の「産業振興フォーラム」を８月３１日（土）、表参道・新潟館ネスパスで開催しました。
第一部は、新穂北方で農業を営む㈱佐渡 相田ライスファーミングの代表取締役・相田忠明氏から「佐渡だからできる米作り」と題して基調講演をいただきました。相田家は、ご両親とお子様３人を含む７人家族の専業農家で、父親の代から始めた米の有機栽培やカキ殻を米作りに活用したユニークな農法に取り組み、トキとともに生きる農業、手間暇をかけたこだわりの農法が、おいしいお米作りのみならず、豊かな自然の再生につながっていることをご紹介いただきました。また、鬼太鼓など伝統芸能の各種イベントにも参加し、国内外に「佐渡の米作り大使」のような活動を行っていることなどを聞き、元気な佐渡の若い農業人のお話に参加者一同、感動しました。
第２部では、佐渡市役所農林水産課の坂田和三主幹より、「人とトキが共生できる社会の実現に向けて」と」いうことで「トキふれあいプラザ」を中心に保護活動をご紹介いただきました。
今回は”９０名”という多くの方々にお集まりいただき、講演会、懇親会ともに大盛況でありました。なお、次回フォーラムは、平成２６年３月２２日（土）、両津夷出身のファッション界の偉才・本間正章氏を講師に行う予定です。乞うご期待。
