佐渡市東京事務所ブログ

首都圏の佐渡情報/佐渡の観光・イベント情報を発信

東京で「金の道フォーラム」開催される(1/28)

2024年01月31日 14時48分46秒 | イベント

 去る1月28日(日)東京交通会館において「金の道フォーラム」が開催されました。
昨年秋冬にかけて実施された「御金の道ウォーク」の総括と位置付けるフォーラムで、今年7月に予定されている佐渡の世界遺産決定の機運を盛り上げるために開催されたものです。
今回のフォーラムの目玉は国際記念物遺跡会議イコモス名誉会長・河野俊行の講演と「金荷の道ウォーク」を実施した地域の方々とのパネルディスカッション。
開会の挨拶をされる佐渡市渡辺市長


イコモス名誉会長の河野氏の講演は「鉱山と世界遺産-佐渡との比較において-」と題する学術的な内容で、世界遺産の推薦にあたっては、現状を国内、地域、世界的観点からマッピングしてギャップを明らかにして、その推薦資産がギャップを埋めることを明らかにし、推薦資産が持つ顕著な普遍的な価値を補強しなければならないと訴えます。
そして世界の鉱山の世界遺産と金山の世界遺産の数々を一つ一つ検証し、佐渡の金山には既にある世界遺産とは異なる特徴があり、他の遺跡とは異なる普遍的な価値が十分評価されうるのではと話されました。

日本銀行金融研究所貨幣博物館の福山康弘氏は佐渡の金山と日銀の繋がり、並びに日銀の「貨幣博物館」「金の道プロジェクト・デジタルスタンプラリー(3月10日まで)等をご紹介頂きました。

佐渡を世界遺産にする新潟の会副会長・佐々木充氏は「佐渡から江戸へ御金の道」と題し、昨年9月23日から12月9日にかけて実施された「御金の道ウォーク」の様子を映像とエピソードを交えながら紹介。佐渡から、出雲崎、そして北國街道から中山道、江戸へと至る街道筋のポイントを写真とエピソードで紹介、江戸時代の装束に身を包んだ参加者が街道をたどりながら地元の人々と交流を深める様子もご紹介頂きました。


続くパネルディスカッションは「金の道から広がる地域の輪」ということで、佐渡を世界遺産にする会副会長・河野雅利氏、北國街道の手をつなぐ会会長・三輪 正氏、碓井関所保存会事務局長・中島徳造氏、板橋史談会特別会員・吉田正博氏の4名の方が新潟日報東京支社長・鶴間尚氏をコーディネーター役として進行し、各地域での現在の取り組みを紹介するとともに、今後の展望として北國街道、中山道を結ぶイベントで各地域の地域起こしを強化したい、また20年ほど前に実施されていた佐渡から東京に向けての16日間のウォーキングを実施したい(板橋の吉田氏)等のご意見も聞かれました。



なお、開会に先立ち佐渡からも市議会議長、県会議員、市会議員をはじめ大勢の方にご参加いただきました。定員165名の会場はほぼ満席で最後まで真剣なまなざしで講演に耳を傾けていました。

最後の挨拶は新潟県副知事・橋本憲次郎氏
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佐渡寒ぶり祭り、開催!!

2024年01月18日 10時57分20秒 | イベント
1月14日の日曜日、四年ぶりの開催となる、みなさんが待ちに待った『佐渡寒ぶり祭り』を、目黒の『庄や408号』にて、定員80人で募集のところ、90人の参加者が集い会い開催出来ました!  そして、今回も無事に参加者の皆さんも大満足で、大盛況・大盛会で終える事が出来ました!  皆さんの笑顔と歓喜の様子を写真でお届けいたします。みんなの元気と歓喜の輪が広がる素晴らしい会でした。

『佐渡寒ぶり祭り』は定刻の12時から、加藤和夫さんの司会の第一声から始まりました!  主催者の祝憲史実行委員長による、開会の挨拶に続いて、『佐渡地域医療・介護・福祉提供体制協議会』の小松夢希子さんの挨拶があり、現在の佐渡の地域医療等の問題点と活動の状況の説明がありました。  




「白根四男也」『東京両津の会』顧問の乾杯の挨拶で、いよいよ寒ぶり祭りが開始です。  『東京湊木遣り愛好会』の有志による、湊木遣りで寒ぶり祭りの幕開け!  続いて、寒ぶり祭りをはじめ、首都圏での佐渡のイベントには快く参加し、今では会の顔でもある、俳優で歌手の金児憲史さんによるミニライブ。かつて所属していた石原プロのみんなで、さまざまな場所で歌い続けていた『岸壁の母』を、正月発生した能登沖地震の復興を願って会場のみんなとともに歌って頂きました!  

考えてみると、初めてお会いしたのも、6年前の『寒ぶり祭り』でした。その日は、30人ほどの広さしかない、代々木の小さな会場で、鷲崎からの直送で寒ぶりを1本送ってもらい開催しましたが、今ではこんなにも多くの方に参加頂き、さらに予約制でないと入りきれないほどの希望者がいるとは、当時はとても考えられませんでしたし、とても感慨深いものとなりました。  金児さんの話の中で、東北の大震災で石原軍団のメンバーで炊き出しのため、仙台などに訪れた話もされておりました。  新潟、佐渡も大きな揺れの影響でライフラインの寸断、液状化現象の被害等が出ており、その事も含めての思いが伝わってきました。  さて、佐渡の食材を分断に使用した、料理に参加者のみなさんは、箸の進む事、進む事!  前菜にも佐渡のソウルフードのいごねりをはじめ、メインの一つである『ぶり大根』『刺身のお造り』、そして『鰤しゃぶ』は、もちろんの事、今回はあの『ブリカツ』も登場しました!  ご飯、あら汁での締めは、定番の『寒ぶりコース料理』となっています。そして、デザートは、もちろんみなさんが大好きな『田中餅屋』の栃餅2種類。  


解体ショーで披露され11.5kgの寒ぶりは、震災地の能登産のもので、直接買い付けておりましたが、「握り寿司」となって参加者に振舞われて、胃袋の中へあっという間に消えておりました。  初めて参加する方も、そして、常連の参加者の方も、みなさん、和気藹々と近況や思い出話を語り合い、話に次々と花が咲、会場の熱気もぐんぐん上昇しており、暖房がいらないような状況でした!    ひとりひとりの事は、なかなか確認も出来る状況ではありませんでしたが、数十年ぶりの嬉しい懐かしい再会もありました。  
 



飛び入りの方による、佐渡とも縁のある八代亜紀さんの『舟唄』の熱唱もあり、祝委員長による熱唱もありました!  そして、元『庄や』の従業員でもあった、シンガーソングライターで活躍している『ダイゴロー』の歌のあとは、お馴染みになった、愛嬌のある姿が特徴的な『佐渡南京玉すだれ』の、明るくて楽しい演技披露に、会場は拍手喝采でした!  

 いよいよ、フィナーレに向けては、両津出身の佐々木ルリ子さんの主催する、ベリーダンススタジオ『Arabian dream Ruly』によるベリーダンスショーの始まりです!  エキゾチックな音楽が会場に流れるかなか、彼女らの刺激的な眩しいばかりの衣装に、会場の誰もがベリーダンスのステージに釘付けとなり、この上ない盛り上がりを見せておりました。  


最後の、フィナーレでは、会場と一体となり、みなさん我を忘れて次々とステージに上がって思い思いに踊りを楽しんでおりました。  さらに会場からアンコールの声が上がると、老いも若きも自分の年齢を忘れて、活き活きとした最高の笑顔になっておりました!  この日1番の盛り上がりの中、定刻を30分過ぎての中締めの時間となってしまいました。  


祝実行委員長の中締めで、大盛況・大盛会での終了となりました!  あっという間の、和み惜しい束の間の時を、楽しく元気をもらって思い思いの家路に着く人も、そしてさらに二次会で会場に残る人も、各々その余韻に浸りながらをこの日の残りの時を過ごしておりました。  そして、また来年のその時まで........
(文・写真提供:渡辺広宣)
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「金の道フォーラム」は1月28日(日)東京で開催。申込み締め切りは1/17(水)

2024年01月08日 14時32分41秒 | イベント
 今年も佐渡関連情報をお届けいたします。よろしくお願いいたします。
新年早々の能登半島地震では佐渡では人的被害はなかったようですが、破損や断水等被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。また能登半島では多くの方々が犠牲となり、心が痛みます。復興への支援を通じて隣県の方々の一日も早い生活基盤の復活に協力したいと思います。


さて、世界遺産登録への期待が高まる「佐渡島の金山」。その価値や魅力について考える「金の道フォーラム」が下記の要領で開催されます。
今回の基調講演の講師は国際記念物遺跡会議ICOMOS名誉会長の河野俊行氏。「鉱山と世界遺産-佐渡との比較において-」と題して約1時間の講演となります。
また、昨年9月から12月にかけて佐渡から出雲崎、安中、板橋を経由して東京日本橋まで実施された「御金荷の道ウォーク」の地域の関係者を交え、街道の歴史を学ぶパネルディスカッションも開催されます。どうぞ、ふるってご参加ください。
●日時:2024年1月28日(日) 13:00~16:00(12:30開場)
●会場:東京交通会館 12階-会議室A 千代田区有楽町2-10-1
●交通:JR有楽町駅徒歩1分。地下鉄有楽町線・有楽町駅(D8出口)徒歩1分
●申込定員:150名 参加費無料(先着順)
●申し込み方法:
 1)Web:添付チラシの二次元コードの申込書から
 2)Fax:参加者の氏名、年齢、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスをご記入の上、下記までFaxをお送りください。
金の道事務局(新潟日報社統合推進センター内)
025‐385‐7476
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