平成31年4月14日(日)「佐渡を世界遺産にする首都圏の会」主催、「佐渡市」並びに「世界遺産の民間2団体(通称佐渡の会・新潟の会)」が後援する「金の道ウォーク」(大宮~蕨)が開催され、大宮駅東口駅前広場で出発式が行われました。
パフォーマンスの衣装を着る会員は、朝9時30分に大宮駅に集合し、出発式の始まる11時には集まった参加者と総勢35名が交番前に整列しました。
最初に主催者を代表し坂田正通会長が挨拶、つづけて「佐渡市」から参加頂いた産業観光部長(世界遺産推進課長兼任)坂田和三様から、三浦基祐市長からの祝辞を披露して頂きました。また、共に活動をしている民間団体「佐渡の会」事務局長庄山忠彦様から祝辞を頂戴しました。
そして平成10年から4年間、旧相川町が観光キャンペーンで「金の道~佐渡から江戸へ」と称し実施した時、当時の大宮市長から祝辞を頂いた経緯があり、首都圏の会も「さいたま市長」清水勇人市長に3年続けてメッセージをいただいており、今回も若林副会長がメッセージを代読しました。
出発式の締めは逸見副会長による「事故なく元気で目的の蕨宿まで頑張ろう」と挨拶、一同一緒に拳を揚げ、雨の心配される空を見上げながら11時15分に大宮駅を出発しました。参加者の中には、細田健一衆議院議員のご婦人晴子様の姿もあり、華やいだ行進となりました。
さいたま副都心までの間は、沿道に通行人も多く、参加者は通行人に話しかけながら、宣伝のビラを配って説明すると「佐渡から来たの?」「どこまで歩くの?」「応援しているよ。頑張って!」と声を掛けられ足取りも軽く風になびく幟端を持て行列は進みました。
さいたま新都心でトイレ休憩。ここで旧相川町出身の島田治男様の奥様と妹さんのお迎えを受けました。今年も島田様から心温まるご寄付を頂き、一行は次の休憩所浦和常盤公園に向かった。旧相川出身の顔見知りの男性も見送りに来ていただきましたが、この地域は最近まで「三菱マテリアル」の広大な工場が有った所で、関係者が住んでいたところですので、佐渡の出身者が多いのかも知れません。
一行は、13時15分にようやく昼食場所「浦和常盤公園」に到着。30分間の休憩の中で1日前に飛び込んだビッグニュース「宇宙のブラックホール」の話で盛り上がった。世界の科学者が共同で試みたプロジェクトでの宇宙の大発見だった。このプロジェクトの中心的な科学者「本間希樹(まれき)」博士のお父さまは、佐渡の旧金井町のご出身だとか。丁度この日(14日)の23時からTBSの番組「情熱大陸」でブラックホールについて本間博士を密着取材した番組が放映されるとの事で、一同佐渡人のDNAの凄さを讃えて、話は盛り上がりました。
天気の模様も心配されるので一行は早めに昼食を終えて、次の休憩地「調神社(つきじんじゃ)」に向かいました。昨年は、観光ボランティアにお願いし常盤公園近辺と調神社を案内して頂きましたが、今回は主催者があらかじめ沿道の見どころを調べ参加者に配布し読んで頂く事にしました。書面で残る為、後で読み直すこともでき、説明を受けるより効果的かと試みましたが如何でしたでしょうか。
「調神社」では、参加して頂いた首都圏佐渡連合会の前文化芸能部長の元田様が、自身のイベント用にと作成した「A1大相当」の佐渡市の観光地図を広げて、佐渡観光の案内をしていただきました。参加者の中には佐渡出身者以外の人も数人いたので興味深く聞き入っていました。
首都圏には、故郷佐渡の宣伝の為に、試行錯誤を重ねながらボランティアに努める立派な人があちこちに存在していることを、改めて知らされました。14時20分に調神社を出発した一行は、一気にゴールの「蕨宿」をめざし行進し、予定の15時30分に蕨宿に到着。休憩を兼ねて民俗資料館を見学し、15時50分、資料館前で記念撮影と解散式を終えこの日の予定を終了しました。
雨にも降られずに全員無事に完歩し蕨宿まで金荷を運び終え、25名の希望者が参加して、蕨駅前の「庄や」で懇親会を開催、初めての参加者とも懇親が深まり、大変良い雰囲気の懇親会でした。
引き続き5月11日(蕨~板橋)、6月8日(板橋~日本橋)の金の道ウォークを予定していますので、中山道のウォークに興味のある方大勢参加してください。お待ちしています。
交通費(電車のみ)と昼食費の一部支給します。
<参加申し込み先>首都圏の会事務局 石塚 090-4834-1816