関東地方で梅雨明けが報じられた翌日7月7日(日)、首都圏では3回目となる”佐渡金銀山世界遺産講演会”が、東京都千代田区のスクワール麹町錦華で開催され、240名を超える方々が参加しましました。
昨年に引き続きBSN新潟放送の石塚かおりアナウンサー(母君が赤泊出身)の進行により、東京新潟県 平 辰会長、首都圏佐渡連合会 坂田正道会長、金子 優 佐渡市副市長から挨拶をいただいた後、講演会がスタートしました。
講演会は、「佐渡金銀山の世界遺産登録に向けて」と題して、新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室長 北村 亮氏が解説され、佐渡市と県では平成29年世界遺産登録を目指して活動中であるが、本年6月”富士山”が文化遺産に登録された中で、日本国内の他の候補地との競争に伍していかねばならない状況の説明がありました。
その後、篠笛走者の狩野泰一氏(羽茂在住)によるミニコンサートと、本年1月1日、BSN新潟放送で放映された「Sado Golden Road~世界を巡った佐渡小判~」をテーマに、「佐渡金銀山と佐渡小判」について宮田亮平氏(東京藝術大学学長、沢根出身)、南 佳乃子氏(新潟放送報道制作局次長)、余語明彦氏(新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室副参事、(旧畑野町出身)でトークショーが行われ、その中で宮田学長からは『美の行商人』として世界遺産登録を支援して行く所存が述べられました。
閉会に、新潟県教育庁文化行政課長本田雄二氏から、平成26年2月に開催予定の「新潟県民会議」にて、世界遺産登録への更なる討議が行われる事が報告、散会となりました。